しっぽきり

 君達は生贄なんだ。
 これから始まる革命のための……。

 俺のせいじゃない。
 でも……
 この状況を変えられるのは――俺しかいないじゃないか!!!


 ふっ


 変わるよ。
 でたらめでも……自分を信じて対決していけば……
 世界は変わるんだ、安藤君。

 
 君はあの夜……あの瞬間……
 僕の世界を、変えたんだ。


 この世界を変える。
 それが僕の役割なんじゃないかと。

 安藤君。
 君は……どうする?

 僕をとめる……ことなのかもしれない。


 「なんとかなるでしょ」「どうでもいいんじゃないの?」

 世界を変えてやるぐらいの意気込みがなければ生きている意味はない。
 そう思いませんか!?

 知っている?
 蜂は飛蝗を食べるのよ……

 ……安藤君…。
 彼は僕の運命のリトマス試験紙だ。

 おかしくなりそうな悪夢の中心に佇む彼は……俺の目に――…
 神のようにも…魔王のようにも映った――



 大雑把にこんな感じ。
 アンダーソン初登場。そして、健太郎・孝次郎兄弟とママも地味に初登場。あげくにスズメバチも初登場となかなか豪華な巻でした。
 安藤の道に小さくない影響を与えたアンダーソンとの出会いや、スズメバチさんとの満智子さんを抱えた命がけの追いかけっこも見所ですが、この巻の見所はなんといっても、安藤と犬養の対峙。
 安藤側はともかくとして、ガソリンスタンドの一件を通じて犬養が明確に安藤を認識し、そして、自分の計画を多少とはいえ捻じ曲げた安藤を、犬養は「リトマス試験紙」と評するほどに、意識します。
 対して安藤はやはりというべきか、ガソリンスタンドの一件に萌芽が見られるものの、対決の場に上がる決意をするにはまだ遠く、洪水を変えられず、かといって洪水にもなりきれず、戸惑うばかりの時期なのでした。

 表紙裏おまけは、蝉ファッションの犬養、安藤制服の蝉、犬養スーツの安藤、スズメバチロリータのマスター。ロリータファッションすら着潰してしまうマスターの存在感が異常。












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