しっぽきり

一本目 「半年後、不憫なのはアンタと紫穂」と続ける二期目の主役を確保している葵さん。
二本目 開いたページ的に、少佐には致命的なページを見られた、新EDに出てきた面子の順番の組替えに忙しいパティさん。

 誕生日会に被らせないために事件をさっさと解決したい!
 そんなわけで、投入されたBABELのエース級エスパー達による操作が続く空港ない。
 ダブルフェイスが休憩時間という名のショッピングに突入した頃、指揮官である皆本さんは、なんかあまったらしい葵さんに状況を説明していました。
 空港は巨大だから捜査状況は後、六割ほど。とはいっても、それさえ済ませば万全というわけではなく、事故の原因は無数。当日の人、そして荷物の出入りも膨大。ギリギリまで気は抜けない。
 当日は空港閉鎖をしてしもたら?
 そんな葵さんの提案も、皆本さんはもちろん準備していました。しかし、それすら確実な手段にはなりません。
 なぜなら、未来には重さがあるから。
 軽い未来なら変えるのは困難ではない。
 しかし、重い未来なら?
 変えるのは、困難であり、場所と時間を変え実現してしまう。まるで、そうなるべくして何者かが抱いた意志のように。
 今回も、空港以外の場所で、あるいは閉鎖を解いた途端に。
 単純ではない問題に唸る葵さん。
 しかし、世の中には物理法則すら捻じ曲げられる力が存在します。
 それが、超能力。
 質量・エネルギー・保存の法則、空間も光の速度も。
 万能ではないにせよ、確固として存在する力。
 そして、チルドレン達三人は、それを強く持っている。
 宇宙を捻じ曲げ未来を作る力。
 その力さえあれば、いずれは絶対の未来すら覆すことができる。
 破滅の予知を知る皆本さんは、そう信じていました。
 宇宙を捻じ曲げたりしているうちに、違う次元にも行けるようになって、そこでは銭湯に宇宙人の王子がやってきてという話が無事に続いているはず、とはあまり思いませんでした。
 物思いにふける皆本さんをよそに、賑やかに入ってきたのが賢木先生と薫さん。
 無理なものは無理とか、いままでの流れを無視するようなことを言っています。
 聞いてみると、なんとナンパの話。
 賢木説によればナンパは数。
 薫説によれば、好みのねーちゃんを落とせてこそナンパ。つまりナンパは質。
 なんのことはない、狙いのCAを落とせなかった賢木先生を何が落とし神だと、薫さんが責めているところでした。
 が、二人は遊んでいたわけではありません。連続してサイコメトリーしたため集中力が落ちたので休憩していたのです。
 苦戦していたのは、他の班も同じ。ワイルドキャット+紫穂さんは、頼んでも脅しても谷崎主任が、飛行機が入ってくる滑走路に寝そべってくれないので集中力に欠け、ハウンド班も小鹿主任が頻繁に迷子になりかけるのでこちらも集中力に欠けていたのです。
 そんな苦しい状況を良そうしていたのか、最近寝起きに食べるピザが重たくなってきたと愚痴る不二子さんは、自分でなんか起こしてイイ感じに処理しろとか、なんともアバウトな指示を女の勘とかで出していました。
 当然、女の勘では事件を起こしてお縄を頂戴するわけにはいかない公務員集団としては、それをスルー。
 ですが、女の勘という言葉に覚えのある皆本さんは、その管理官の言葉に何か思うところがあるようでした。
 迷路に迷ったかのような閉塞感の漂うBABEL陣営。その中で異変に気づいたのは、獣の勘を持つハウンドの二人でした。
 何か……来る。

 飛行機に落雷。
 それが、皆本さん達に告げられた何かでした。
 コントロールを失い、空港に突っ込んでくる飛行機。この緊急事態に、ザ・チルドレン、そしてナオミさんが空へ向かいます。
 そして、四人が目指す飛行機の上には人影が二人。
 未来を変えることは簡単と豪語し、またそれを望んでいそうなファントムと呼ばれるお嬢さま、そして、雷を放つ男。
 そのどちらもが、素敵なデザインの仮面をかぶっていました。












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