しっぽきり

一本目 呑気そうな顔してた不二子パパもなんだか――的と見せかけて、美形は吸いたくなる不二子さんでした。
二本目 「好きこそ物の上手なれ」を体言する、プリンセスメーカーとしての谷崎氏の辣腕振り。


 場所は東都国際空港。原因不明の爆発による死傷者は百名前後の大惨事。
 それが、予知システムによって示された事件の概要でした。
 「ザ・チルドレンでなければ覆せない」とは言いつつも、事件まで時間があることがさいわいと語る朧さん。
 事件を防ぐという立場から見れば幸いですが、チルドレンにとっては、その日はちさとちゃんの誕生会の日。不運にも程がある展開です。
 ですが、頼りになるのは天才皆本氏。
 チルドレンが頼みの綱である現実を謝りつつも、不明の原因さえ除去できれば当日を待たずに事件を防ぐ可能性を示唆します。
 日曜日までは五十時間。それならまだ間に合うかもしれない。
 朧さんから良い意味で軽蔑の視線を浴びる局長も、いままで散々迷惑をかけてきた、チルドレンへの疑惑を避けるために色々やってきた結果、最近若干判断能力とか思考力とかに怪しいところが出てきた、ちさとちゃんのためにも、事件防止へのサポートを惜しまない所存らしく、バベルのエース級エスパーを総投入するとか。
 そして、歌詞対策は若干時間が足りなくとも後方支援も影チルで完璧。
 完璧の言葉の定義が、ジェネレーションギャップなのか局長とは違うらしく、チルドレンは不安そうですが、バレットさんティムさんは自信満々。
 影チル・パーティーカスタムの売りはなんといっても、民間の技術者・Chaos氏が提供してくれたアイディア、内臓タッパーでケーキも食べられるのです。
 このお得機能になぜかチルドレンは不満そうでしたが、彼女達は最優先事項である事件防止のための調査にむかうため、プレゼント購入という大役を影チルは任されるのでした。
 


 そんな、ちさとちゃん誕生日会の出席者の一人、悠理さんはお買い物に来ていました。当然、買うのはちさとちゃん誕生日会のための服とプレゼント。
 主賓の花井さんを立てるために派手な服は着ない、気楽に受け取れるためにプレゼントも高級品はNG。
 一人なら考える必要もないことを考えられる。
 そのことに、おともだちがいるということに、悠理さんの胸はずっと興奮しっぱなしなのでした。
 そんな悠理さんが、チョココロネ枕はどうだろうと向かった寝具売り場のある七階のエスカレーター踊り場、そこにいたのは友人三人。
 自分達もプレゼントを買いにきたという三人。
 そんな三人にホッとした悠理さんは、良かったら一緒に選んで欲しいといいかけて、一つのことに気づきました。
 三人の頭の見慣れないもの。
 それに気づくと、悠理さんは三人の答えを聞かないうちに走り出してしまいました。
 その顔は、少しだけ悲しそうでした。




 そして東都国際空港。
 どうやら指揮役っぽい皆本さんの訓示が響いています。要約すると、「やればできるは魔法の言葉」ということでした。
 その訓示を聞いていたのは、前髪降ろしたお医者さん・「後輩キャラが出てくるとさあ、ちょっと上がった感じがするよね、時間経過以上にさ」「何が?」な二人・必死の我慢を続けてるけどそっと触れるぐらいなら構わないだろうな独身男性・「ダメに決まってんだろうが、それはそれこれはこれ」な女子大生サブミッション派。そして三人を挟んで、グッと男ぶりを増した兄兼?な男子高校生・色々大きくなったヘソダシ獣娘さん・担当にパトラッシュを名づけられることを断固拒否した天才イヌ・久しぶりの登場にのぼせたのか顔は若干フヤケ気味の担当さんが勢ぞろい。
 
 それを雑魚と呼び、チルドレンと遊ぶのは私と言い放つ仮面さんが現れて、事態は波乱含みの未来を予知させるのでした。












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