しっぽきり

6巻

○一話 江戸っ子雑煮

「てやんでえっ、うまいカマボコなんてもうどこにもありゃしねえんだ!!
 嫌な世の中だぜ!! おらあつくづくこの世が嫌んなった。ああ、早く死にてえや」

 火消しの親方の落語っぷりがたまらないお雑煮のお話。 

○二話 卵とフライパン

 「まともな料理人は、卵を焼くフライパンは他のフライパンと区別して、卵以外は絶対に焼かないようにするんだよ」

 三ツ星のスペシャリテでもあったな、こういうの、というお話。

○三話 春のいぶき

「美味しい………生きるって素晴らしいことね」

 ロクデナシに騙され結婚がご破算。この世を儚み自殺しようと京都へ向かう日川さん。たまたま、乗り合わせた山岡さん、栗田さん。後の展開は上の台詞からお察しください。

○四話 真冬の珍味

 「一週間後だな男子に二言はないなっ!!」

 クイズ司会者、番組に非協力的な回答者に喧嘩を吹っかけて番組自体潰すの巻。

○辛味の調和

 「佐橋さん、この縁談は難しいですな」

 山葵の食べ方を間違うと縁談が潰れかねないよというお話。
 
○日本のコンソメ

 「……タイムスリップですかっ!」

 タイムスリップですよ。
 「手間のかかるコンソメに比べてお吸い物は」という冷笑に、タイムスリップやらワープやらの力を借りて山岡さんが反論するお話。
 
○牛肉の力

 「士郎、自分が飼育するつもりになってこの中から一頭選んでみろ」
 「私はあの中からは選ばない、絶対に」
 「おまえは食い物の世界では二軍以下だということがこれでわかった、他人の食い物を批評して歩くとはちゃんちゃらおかしい。
 うわあっはっはっはっはっ」

 雄山先生、フリーダム。 
 言う通り牛を選んでみたら、前提自体をひっくり返されて酷評されるお話。

○究極の作法

 「何が四方柾目だ、吉野の赤すぎだ、外国人に日本料理のことを教えるのなら、日本料理の心を教えろ! おまえは澄田さんのような方と席を同じくする資格は無いっ!!」

 怒り始める雄山先生に、同席していた澄田さんが戸惑うお話。
 パリ暮らしの長かった娘さんに箸の素晴らしさを教える話のはずが、なぜか脈絡なく雄山先生が登場するお話。
 












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