しっぽきり

一本目 友人が大文字焼きの“大”の文字と、葵さんを見比べることがないように、あえて葵さんと離れたユウキ君はとてもいい子。
二本目 パティさん醗酵す。

 二人に不穏な予感を覚えさせる仮面のアネゴの能力は、次々と人形を自身の姿に変えていきます。催眠持ち?
 そして、影チルの足にはプロペラのギミック。ティムさんの趣味が十分に活かされ、なおかつ実用性にも富んだ自慢の一品です。
 しかし、仮面さんの戦闘力は参号機の上を行っていました。滑らかな動きで、陰紫穂さんの腕に肘打ち一発。
 その隙を見逃さないのが、バレットさん。鉛の扱いを熟知している彼なら、拳銃を持たなくとも射撃は可能。指弾を顔面に六発。
 さすがにこれだけ被弾すれば行動不能になるはず。バレットさんの読みをティムさんの声が否定します。叫び声の先には力を振り絞り、腕を破壊された人形の手を握る仮面さん。

「向こうの能力は俺より上だ!!」

 冷静に彼我の能力差を見切ったティムさんの言葉通り、乗っ取られた人形。
 レアメタル骨格、防弾硬質シリコンが、仮面さんの姿に変化。
 笑う仮面さんは、人形のお礼に、前のボディに撃ちこまれた銃弾を、サイコキノで抜き出し、そして発射。加速する鉛弾が向かうのは、気絶したままのチルドレン。よければ、命中する。
 ずっと人形のままでいればよかったのよ!
 仮面さんの仮面を被らぬ憎悪、がティムの人形は避けずに銃弾を受け止める。
 驚く仮面さん。そして、驚きはティムさんの本体が在るトレーラーでも。
 血を吹き出すティムさん本体。驚くBABEL上層部。
 覚悟を決めた仲間キャラみたいな台詞を言い出すティムさん本体。マジなのかネタなのか判断に迷うBABEL上層部。
 結論としてはマジ。
 そんなティムさんの覚悟を受けたバレットさんの取った行動は索敵。
 廊下、階段、屋上。
 そして、貯水タンクの上に見えた敵の影。

「萌える魂と萌え対象は、断固死守するッ!!」

 決め台詞と共に放たれた銃弾は、見事に命中。
 バレットさんの示した道筋を追うのはティムさん。対象にタイトに迫るために、自らの奥義「あなたと合体・2セット合わせて完品復活」てかニコイチを披露。壊れた影薫さんと影葵さんを合体させて、陰薫さんを復活させると、すばやくトランスフォーム。窓ガラスを突き破り、上空に浮上。対象を発見し、確保に向かう影薫さん。
 が、そこにいたのはジャージ着用バーコード。スパッツを盗みにきたとか、小中学校の警備の思わぬ厳重差とか、撃たれたこととかを口にしています。
 三次元のスパッツなんて盗んでどうなるってんだ?
 そんな疑問を感じながらも状況終了と判断し、ジャージバーコードの襟首を掴みながら帰投するのでした。

 
 しかし、仮面さん本体はプールサイド。
 判断を誤った二人を殺そうと力を使おうとした瞬間、制止の声が。
 決着はついたはず。もうあの二人には手を出せない。
 それが、「ファントム」と「ミラージュ」の約束。
 「お人形」にするのではなく、初めて「おともだち」になりたいと思ったチルドレンを守り抜いた彼等も、ミラージュは「お友達」にしたいと願うのでした。












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