しっぽきり

 アニメ版ラストです。
11話

 欠落者達から逃げるように、階段を上っていくと、出たのはクリスマスのイルミネーションに彩られた街。戸惑う利菜さんは、通行人に話しかけます。ですが、その人は欠落者でした。
 更に混乱する利菜さんに一人の男が話しかけてきます。
 特環東中央支部局支部長・土師さんでした。
 そして、お喋りを始めました。
 ここがGARDENであること、そして〝虫〟の生まれた理由、欠落者を生み王様になりたがった人間が作り出したものであること。
 語り終えた後、土師さんは満足そうに自分の目的を明かし始めました。
 自分の真の目的は〝ふゆほたる〟であることを。仲間を見つけることで弱くなる。その隙を狙う。それが土師さんの作戦でした。



 目の前に現れた女性の目が赤く光り始めた。詩歌さんは気付きます。彼女こそが、“大喰い”だと。
 ちょっとしたきっかけさえあれば、欠落者が蘇る。詩歌さんの場合は、それは同じ夢を持つ人と出会うことでした。
 “大喰い”さんの喜びは、美味しい夢を食べること。詩歌さんの夢が育つことを楽しみにしていると言い出します。しかし、詩歌さんはそれを拒否。活きの良い詩歌さんに大喜びの“大喰い”さん。
 そこに乱入者が一人。大きなカブトムシでした。
 ですが、〝みんみん〟さんに救い出されます。
 ようやく出会えた味方に、詩歌さんは縋ります。
 あやす〝みんみん〟さん。ですが、囁く声音が変わります。
 自分の苦労を語る〝みんみん〟さん、詩歌さんの鈍さを嘲笑う〝みんみん〟さん、詩歌さんを痛めつけて土師さんに認めてもらおうとする〝みんみん〟さん、兜と挟み撃ちの形に持っていき、詩歌さんを「バーカ! バーカ!」と物凄くバカっぽくバカにする〝みんみん〟さん。
 嗜虐的な笑みを浮かべながら、思う存分に詩歌さん狩りを楽しむ〝みんみん〟さん。
 そして、脅える詩歌さんの目の前に白い虫、〝ふゆほたる〟が姿を表しました。


 一方でGARDENでは激戦が繰り広げられていました。
 圧倒的な戦力の七星と、圧倒的な数の特環の虫憑き達による消耗戦。
 利菜さんの限界が近づく中、逆に特環の虫憑き達は次々と数を増していきます。
 虫憑きの一層は不可能。そう本能的に判断したのか、利菜さんは狙いを変えます。頭を、土師圭吾を潰す。
 七星と共に突撃をしかけた利菜さんはとうとう土師さんを追いこみます。
 土師さんの前に立ちふさがる利菜さん。
 しかし、トドメをさそうとした瞬間、利菜さんの視界が揺らいでいきました。
 落ちていく意識、姿を変えていく七星。
 七星が成虫化していきます。
 呆然とする特環の虫憑き達と土師さん。
 そこに、いよいよ〝かっこう〟さんが登場しました。
 
 雪の降る白い世界。
 〝みんみん〟さんに先程までの笑顔はありません。笑い声の代わりに漏れたのは喘ぎ声。
 近づく終わり。叶えたかった、大好きな人を手伝うという夢。
 流れていく涙とともに、〝みんみん〟さんの夢が埋もれていきました。
 目の前で生まれた欠落者。
 詩歌さんは、暴走を止めようと自分の虫を抱きしめます。
 おさまっていく雪。それは成功したかのように思えました。
 次の瞬間、詩歌さんを襲ったのは激痛。
 腹部に刺さった角。赤く広がっていく血。
 大切な三人の名前を口にしながら、詩歌さんはその場に崩れ落ちていきました。


 
 限界が近づく中、戦いを挑む〝かっこう〟さん。
 しかし、成虫化した七星の力は圧倒的なものでした。
 そして、〝かっこう〟さんにもいよいよ限界がきました。
 暴走していく虫、取りこまれていく体。
 〝大喰い〟が喜ぶ中、戦いはいよいよ終局に向かっていきました。


最終話

 神人があばれて、土師さんがとばっちりを食って、利菜さんが裸になって、“大喰い”がなんかデッカイのにフェードインして、無能がなんか最後にまともな動きを見せて、某が目覚めて、詩歌さんがカメラ目線で雪を降らせていきました。
 おしまいです。












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