しっぽきり

(この記事は少年サンデー48号のネタバレを含みます)
一本目 したたる女帝の魅力
二本目 センセイ、どうしたら、やれるをできるようになりますか?



 六十年前の予知。
 エスパーとノーマルの対立は深まり、やがて決定的な亀裂が生じる。
 それを終結させエスパーを勝利に導くのが、三人の救世主。

 根拠地を持たないせいなのか、それともあるけど別のところでやって気分を変えたいのか、水族館で自分たちの未来を握る三人のリーダー鑑賞は巨大なのもOK、微妙なのもOK、左端の帽子をかぶったやつは女の子だと決めたので同性もOK、そして小さいのもOKと多種多様な考えを持った、個性重視のゆとり犯罪者集団のようです。
 そんな彼らにも当然、疑問はあります。
 予知が確実に起こるのであれば、余計な活動はせず時の過ぎ行くままに任せておけばいいんじゃないか?
 そんな疑問に、一応のリーダー格である真木に明確な答えはありませんでした。
 少佐は全ての考えを明らかにしていない、そもそも考えてるのかどうかもわからない、年齢考えると考えてるのが正しい考えなのかもわからない。
 が、そんな真意を明らかにしない少佐にも、一同はさして不安な様子も見せず、警備員の見回りにも動じず逃げ出すなど、一枚岩であることを示すのでした。



某月某日某大学生物実験棟と、具体的な情報は生物実験棟なんだ、ぐらいしかわからない場所に押し寄せてきた物々しい装備の集団は、ご存知われらのBABEL。
 BABELの予知能力者によれば七〇%の確率で、生物汚染が発生するとか。ラットやハエぐらいしか生物のいないと主張する研究者さんは不満げですが、国家権力の僕達は押し切って状況を開始します。

 そんな国家権力の切り札、チーム・チルドレンの準備は万全。
 ノースリーブ、ミニスカとニーソックスな状況はちょっとかもす細菌がいるぐらいで、安全そのものです。
 それでも、皆本さんに輪をかけて心配性な局長はチルドレンに防護服を着用させるよう皆本さんに命令します。
 が、薫さんは勿論拒否。皆本さん、壁に磔。
 直接話せよという皆本さんの意思を、紫穂さんから伝達された局長は、憎まれ役はお前の仕事と伝えるよう紫穂さんに頼むのでした。
 中間管理職の悲哀を思う存分に味わった皆本さんは、何か深い考えがありそうな何も考えてなさそうな防護服を着た過保護なお爺ちゃんの絶妙なボディタッチに悪寒を感じるのでした。

 が、その間に事態は急変していました。
 なんと、研究員たちが倒れていたのです。
 途端に、寒気を感じるチルドレンたち。上司の指導力不足への不満も漏れ出してきます。
 が、予知された時間まではまだ数分の余地があります。これは生物汚染ではない。
 一安心のチルドレン達。皆本さんは薫さんの頭に集るハエを見た瞬間ひらめきます。
 そして、幼児虐待の凶行に。
 若干、暗めの理由で親父にも叩かれたことの無い薫さんは当然激怒。皆本さんを突き飛ばします。
 が、懲りずに今度は、溺愛のあまりこれも父親に叩かれたことの無い葵さんに飛び掛ります。当然、葵さんはこれを避け、同時にテレポートで皆本さんを壁に叩きつけます。
 突然の皆本さんの凶行に錯乱する、殴られたことが無いので一人前じゃない二人。
 が、皆本さんの凶行にはちゃんとした理由がありました。
 紫穂さんの言葉によれば、倒れていた研究員達は、お互いを叩き合って気絶し、その理由はハエを叩こうとしていたのです。それを告げた瞬間、紫穂さんはハエに刺されました。
 そして、人間の時代が終わり、ハエの時代が始まることを宣言しました。
 紫穂さんの本音はハエの世界を作ること、そう錯乱した葵さんを残したまま次号に続きます。
 












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