しっぽきり

(この記事は少年サンデー43号のネタバレを含みます)
 
 四コマ

 趣味は「関西人を万年序の口呼ばわりすること」と語る薫さん、「ウチにはキョニュウという武器はあらへんからね。常に、どうやったらローアングルのポジショニングが取れるか考えてプレーしとるよ」と鍛錬を欠かさない葵さん、「モモンガ、ウメェwww」と丸ごと頬張る紫穂さんがステキでした。

 二本目のメロンパンを食べることで、アニメ化の際は釘声をとアピールする薫さんはがんばってるなと思いました。

 生死ですらゲームのルールにすぎないと言い放つ、すっかり「黒い幽霊」に蝕まれたティム・トイの心に覚悟を決める不二子さん、皆本の静止を振りきり飛び出す薫さんと、葵・紫穂の生命を握られた緊急事態。
 どうあっても、全てを得ることはできそうもない。
 薫さんは不二子さんに叫びます。
 
>「紫穂と葵を守って!! どんなことしても!!」

 手段さえ選ばなければ、不二子さんならそれができる。
 つまりは、ティム・トイを殺すことで。
 二人を失うかもしれない恐怖、ティム・トイを助けられないという悔恨に涙を流す薫さん。
 そして、それを引き受け、死を直前にしてもなお無表情のティムの首に手をかける不二子さん。
 
 
 それは六年前。
 薫ちゃんはリミッターの研究室に閉じこもっていました。
 薫ちゃんは、母親を傷つけてしまう自分の能力が嫌いだったのです。
 でも、薫ちゃんの能力はどんなリミッターでも封じることは出来ません。
 そんなある日、局長はあいかわらず元気のない薫ちゃんに二人のおともだちを紹介します。
 そこで薫ちゃんが出会ったのは、対人恐怖症の気があったのか脅えてテレポートしてしまう葵ちゃんと、天から糸をたらしていたえらい人が足を滑らせて地獄に落下。地獄の住人達に身包みはがされるというエンディングが爽快な、「くものいと PART2 素寒貧はつらいよ」の絵本を読む紫穂ちゃん。
 そんな自分と同じ力を持つという二人の能力が、薫ちゃんにはかっこよく見えました。
 そのおかげで、薫ちゃんは二人と同じ力をもつ自分も好きになれました。



 二人を失うわけにはいかない薫さんに、その二人から選ぶ必要なんてないと言葉がかけられます。
 葵さんが、ティムにはりついた不二子さんを引き離し、そして二人で空間を歪めて光を捻じ曲げ催眠の視覚効果を最小限に抑えようとします。
 が、それは催眠の影響で生命機能が弱っている二人には危険な行為。
 それを不二子さんに指摘されても、二人は大丈夫と言い放ちます。もうすぐ薫が来てくれるからと。

 その二人の言葉に感銘を受けた皆本さんは薫を間に合わせるサポート方法を何やら思いつきます。なにか許可が必要なようですが、あとで責任を現場には不二子さんがいるから平気です。最終的には局長が責任を負うに決まっているのです。世の中はそうできているのです。局長、ドンマイ。
 皆本のサポートを受けて、二人の決意を胸に秘めて、薫さんは自分はひとりじゃないのだと改めて気づき、現場に急行するのでした。












管理者にだけ表示

トラックバックURL↓
http://bbkiriblog.blog70.fc2.com/tb.php/321-6086032f