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しっぽきり

 勝ち組、負け組って2004年ぐらいからか。

 基本構造はこづかい万歳に近い吉本先生と原作(共著?)の大西先生が取材者として登場するドキュメンタリー風の形式。
 こづかい万歳が「どう使うか?」に対して、本作は「どう稼ぐか?」ではあるのですが、こづかい万歳の吉本先生ってまあそれは家庭を持っての責任というか、それに伴う不安はあるとは思うのですが、帰るところはあるので「お互い大変だけど頑張りましょうね」で終わるから一応、いい話としては着陸できてるといえばできてるんだなあと改めて思うところはありました。まあ色々あるにしても。
 逆に言うと、本作は成功者である勝ち組フリーター相手に、漫画家を続けるかどうかの瀬戸際にいる吉本先生がクライマックスになると感情を爆発させて終わるというか。いや、その後にもまあ自虐的に自分を落として一応終わらせてはいるんですが、話に入る前の吉本先生の近況とか、感情を爆発させたときの絵の圧力とかで体裁を取り繕えていないというか。
 こづかい万歳が今を続けられるか? という不安があっても、今に対しては確実に幸福があるのに対して、本作はその今自体がこれでいいのか? という不安なのでなお辛いというか。
 












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