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しっぽきり

〇49話 あばかれたジバン基地
〇50話 二人を結ぶ点と線
〇51話 幻のマユミを斬れ!
〇52話 愛の最終決戦
〇まとめ
〇49話 あばかれたジバン基地

 今回のギバ様の目的は、ジバン基地を思い出せないまゆみちゃんにブビ、ムクと共に脱走させ心を許したところにニセハハノイドを母親に化けさせ、ジバン基地に案内させ、基地内でニセハハノイドの爆弾を爆破させジバン基地を破壊するという物。爆弾好っきゃなあ、ギバ様。
 まゆみちゃんの優しさと母親への思いが、愛を知らず憎しみだけを教えられ育ってきた悲しいバイオ生物のブビとムクの心を動かすというお話。ブビとムク、そんな役割が振られるキャラだったかと思いつつも、盤上に残ってるキャラで考えるとそうもなるかという納得。憎しみ、というか煽りの精神?
 ニセハハノイド、体内に埋められた爆弾でジバン基地爆破をもくろむものの。エミュレートが甘かったというか、がっつきすぎた。パワーブレイカーで顔を挟まれて投げ飛ばされ、飛びついてはニードリッカーのカウンター抉り、再度投げ飛ばされ今度はファイナルキャノンをズドン。
 旧五十嵐邸は立ち入り禁止の廃墟に。まあ、ミサイルぶっ放された土地だし、そうか。
 まゆみちゃんはジバンと再会するも戦闘の隙にマーシャさん、カーシャさんにさらわれることに。状況がグルっと一周して元通り感もあるけど、ブビ、ムクへのフラグとか、まゆみちゃんが優しい子という事の印象付けにはなったか。

 次回予告、「ジバンには本当に妹がいた」
 おう。


〇50話 二人を結ぶ点と線

「実は、いつか言おうと思っていたんですが……僕には本当に妹がいたんです。名前も同じまゆみという妹が」

 おう。
 うーんとまあ、あったんですよね、事件が。その事件の流れで、赤の他人であるまゆみちゃんに執着している直人さんどう? というような流れでこういう設定が出来たのかなあとは思ったりはするのですが。
 直人さんのまゆみちゃんへの思いは、ロリコンだからじゃなく実の妹、肉親への思いという方向にスライドさせたかったのかなあとは思うけど、スライド時の速度が爆速すぎて別の事故が起こってる感はある。
 それはそれとして今回のギバ様の目的というか達成、ジバン計画のファイルを盗み出し、ジバンの正体やらメカニズムやらを割り出す。やれたの? とは思うけど、まあずっと探しててようやく見つけ出したあたりで。

「どういう事ですか柳田さん」

 まゆみちゃんが直人さんの本当の妹と気づいたのがそんなに古くない話だとしても、盗まれたジバン計画のファイル内容確認中に、まゆみちゃんの過去の写真が出てきた瞬間、合わせてて止めようとしたり、まゆみちゃんの今の両親の事があるので簡単に言えることではないと逃げるのが、こう、どういう事ですか柳田さん。
 今回の敵は、ジバン計画ファイルで判明したジバンのメカニズムを元にジバンに変身できるように改造されたマッドガルボ様というか偽ジバン。コントロール電波で三大メカもジバンの敵となってしまう。とはいえ、支配権とメカの人格は別なんだなあと感心。
 苦しむジバンを見るまゆみちゃんを頭痛が襲い、そしておにいちゃんという叫びと共に、光球が偽ジバンを襲い、マッドガルボ様の姿に戻る。ことによるとRXよりいざという時、不思議な事が起こってないか、ジバン。
 視界こそまだ不完全なものの、レゾンのアシストを受けてオートデリンガーのファイナルキャノンをマッドガルボ様にかすらせ撤退させることに成功。


〇51話 幻のマユミを斬れ!

 今回のギバ様の目的は、

「手を止めて聞け。ドクター・ギバから話がある」
「いよいよ日本侵略の時が来た。もはやジバンは死んだも同然。今こそっ、この地上にバイオロンの帝国を築くのだ」

 作戦としては、一つは東京の重要拠点を制圧して政府へ降伏を突き付ける、もう一つはジバン基地の発見とその壊滅、と言うもの。具体的には警視庁を襲撃して重要書類の入手でジバン基地の場所を割り出し、他は国会議事堂、テレビ局の占拠。
 対する柳田さんの対抗策は、電波を飛ばしジバン基地を特定させ、ジバン基地へのミサイル攻撃を指せることでその瞬間をレーダーでとらえ逆にバイオロン基地を特定しジバンに突入させるというもの。
 直人さんは、ジバン計画のファイルから行動パターンを把握されたため、それを打ち破る無の境地に達するため、人との関係を断つ山籠もりに。
 柳田さんの策は成功し、バイオロン基地を特定。ジバンに伝え、基地の爆破に巻き込まれ致命傷。駆けつけた直人さんに、地球とまゆみちゃんの救出を託し、果てる。贖罪もあっての行動であったのでしょうが、最後まゆみちゃんへの言及があったのは良かった。ただ、割と急な決断な気も。
 一人バイオロン基地に乗り込むジバン。しかし、まゆみちゃんたち親しい人の幻影に苦しむ。ジバン、脳は元の田村直人のものと。

「馬鹿な優しさで地球を滅ぼしていいはずはない。そんなのはまやかしだ」
「わかったぞ、心を捨て去るというのは、まやかしの優しさを捨て去り、本当の愛のために非情になることだ」
「マッドガルボ、俺は鬼となったのだ! 大きな愛のために、鬼となったのだ!」

 言わんとしてることは分かるけど、急に親しい人の幻影バサバサ斬りまくるの、すごい絵面だし、そらマッドガルボ様もうろたえるわ……。
 そしてマッドガルボ様との最終決戦。腹を突き刺され、ジバンエンド(と思われる技)を受けても死なず立ち上がるマッドガルボ様、しかし相手は鬼。ファイナルキャノンで今度こそ爆散。さらばジバンキラー。


〇52話 愛の最終決戦

「命! ハハハハッ! 命など人間だろうが怪物だろうが私にとっては虫けら同然だ!」

 その重さは1グラムだって変わらない……。
 という事なので、おめおめ逃げ帰ってきたマーシャさん、カーシャさんは始末されるのでした。秘書というか、スパイというか、現地で色々活動してくれた良き部下でした。正直、今、始末するならタイミングいくらでもあったと思いますが、それだけ追い詰められてるというか、全部終わらせるつもりなのか。
 そして明かされるギバ様の正体と真実。国立科学アカデミーの廃液処理場から偶然誕生した生命、それがギバ様ことギバノイド。それを目撃していたのが五十嵐博士と。
 命を大事にしていないのは人間も同じ、大切にはぐくんでいるあたりはまあそういう答えになるっすねという感じ。
 今回の敵はギバノイド。触手でジバンを拘束し、電撃を走らせる。額の球体から光線を発するなど。人間態のゴーグルを意匠に組み込んでるの好き。あとデカい。圧倒的な力に追い詰められるジバンをレゾン、バイカンを身を呈して救う。ファイナルキャノン直撃も耐えるギバノイド。しかし、さすがに効いたのか一度引き、まゆみちゃんを人質にする。
 ギバ様の最終計画は、「この地上にバイオロン帝国を築き、人類をすべて抹殺するのだ」という物。
 ギバ様、究極的に言うと、見た目は大人、頭脳も大人、精神は子供……というか、出自が出自なので、人類への憎しみをどう晴らすのかが最優先事項で、作戦の半分ぐらいは「人間社会を混乱させる」で、怒るとミサイルぶっ放すとかすごい直接的な侵略行為、というか、盤面をひっくり返すような作戦に移行したりもする。こう、すごい性質の悪い悪戯好きな子供みたいなイメージでとらえていました。悪戯というか、人類抹殺するレベルの復讐なのですが。まあ、なんか面白さ的に? そこにレオ・メンゲティ氏のダンディな見た目と、ハイテンションな飯塚ボイスが加わり、独特の味を醸し出して、本当に好きな悪役。
 要塞を棄て、飛行船で脱出するギバノイド。スパイラスで追うジバン。乗り込まずにドルギラン方式で、機上に立ち、飛行船へと飛び移る。ここで飛行船からの攻撃でスパイラス轟沈。
 三大メカ、人格を持った忠実なサポート役という印象で、単にメカ以上に存在感のある頼もしいサポートメカたちでした。
 飛行船に乗り込むジバン。そこにはまゆみちゃんと、人類をすべて抹殺できる数のミサイルの発射スイッチに手をかけたギバノイド。

「ジバン! 貴様、愛のために鬼になったと言ったな。ならば私を倒し、まゆみと地球を救ってみろ。どうした、幻影のまゆみは斬れても本物のまゆみは斬れないのか? 貴様の言う鬼など、口先だけだぁっ」

 自分はどうでもいいから世界を救ってと言うまゆみちゃん、近づくジバン。

「どういうつもりだジバン」
「私の言っている鬼とは、愛と正義のためにまやかしの優しさを捨て非情の鬼となる事を言っているのだ。ドクター・ギバ! 覚悟!」

 マクシミリアンで突くジバン。剣先はまゆみちゃんの顔のすぐ横を通り、ギバノイドにブスリ。うーん、なんというかなんで持ちだしたのか、その返答と行動がどうつながっているのかが。
 ジバンに駆け寄るまゆみちゃん、をスイッチを押して、落下させるギバノイド。ダイダロスでまゆみちゃんを救うジバン。ここら辺は、とりあえずメカは全部出そうという気持ちを感じる。
 駆けつけていた洋子先輩にまゆみちゃんを託し、飛行船に戻るジバン。ミサイルのスイッチをめぐる争いの中、オートデリンガーを爆発させるギバノイド。しかし、その爆発で飛行船が炎上、高度が低下し、墜落、大爆発。
 の、次のカットでスタスタ歩いて登場するジバン。なんというか、こう、そら死んでるとは思わないけど、もう少し気を引いてもよさそうなのですが。ギバノイドが死んでるのは、マクシミリアン刺されてたし、まあなんだかんだいってファイナルキャノンのダメージも大きかったあたりなのか。とはいえ、落下でかあという感はあるし、最後に何か一言欲しかったです。
 再会の兄妹と、それを見る洋子先輩。まゆみちゃんの「お兄ちゃん」という呼び方に直人さんがジバンと悟る洋子先輩。準主役の風格を見せていた時期もあっただけに、(だからこそ最終盤にもここにいたのでしょうが)最後数話の存在感の無さは残念。洋子先輩単独の話だけではなく、直人さんとまゆみちゃんの話に過剰に閉じていってしまったのが残念。

 そしてエピローグ。
 置手紙を残し、旅立つ直人さん。
 まあ定番のオチではあるのですが、ジバン、いつ機能停止するか分からないんだよなあとか考えると、墓参り時のモノローグとかも何かそれっぽいセリフには感じますが。
 まあおいといても、バイオロン滅ぼした後の対バイオロン法ってどうなのかなとか考えたりはしますが。まあまあ。
 最後のOP(2番+ラストサビ)の回想は、歌詞の中身と合っていてかつ名シーン集としても拾える要素をほぼ拾った美しい出来。ギバ様いないのが残念だけど、さっきまで出てたしという判断なのかな。
 最終回の選曲は、序盤に戻ったかのような流用ラッシュ。挿入歌は豊富だったとは思うのですが、まあインストにするなりなんなりにしても、対応しきれないところはあるか。

 

〇まとめ

 スケジュールの問題とか、事件の影響とか色々外部要因はあったんだろうと思うのですが、異様にバタバタした終盤だったなというのは正直なところ。OPナレーションでも語っているようにまゆみちゃんは、ただの子供レギュラーではなくもう一人の主役と言える立ち位置を想定していたのかなとは思うのですが、スケジュールの問題みたいな話は見かけていて、実際、終盤ですらもう少し出番があってもと感じるところはありました。ただ、それを抜きにして十分に出番があった場合、どういうドラマの流れがあったのかなあという疑問はあります。結果として不思議な事を起こしまくっててそれで「どういうこと?」と困惑したりもしましたが、まゆみちゃん、普通にいい子で、ジバン基地の運用もできるけど、離脱前の序盤ですら不可欠というわけではなくボーイがいれば回り、事件の情報も刑事である直人さんであれば入手はたやすいわけで。毎回出て、エピソードを積んでいけばまた印象も変わったのかもしれないですが、なんというか宙ぶらりんだったなと。
 もちろん全52話、本筋だけで構成されているわけではなく、バラエティ豊かな単発回とイキイキと悪企みするギバ様の魅力、ジバンの対バイオロン法読み上げをはじめとしたドスの効いた声、アクション、決め技のカッコよさと美点も多い。
 単発回に好きな回は多いけど、本筋の状況を動かすような回ではちょっと……という回が多いという作品でした。












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