しっぽきり

(この記事はハヤテのごとく! 144話のネタバレを含みます)
 夜桜を見に公園へ来た二人の少女。
 下田での思い出話なぞに花を咲かせるなか、ようやくヒナギクさんが話を切り出そうとした瞬間にまたもや西沢さんの天然ストッパーが。
 北斗さんからお客のいない暇な時に聞いたであろう西沢さんの話では、銀杏商店街には商店街のシンボルがあるんだとか。
 決意はしたものの、最後の一歩をなかなか踏み出せないヒナギクさんも勇気をくれるというシンボルの元で語りだそうと、それに同意します。
 が、シンボルは大観覧車。
 ヒナギクさんの割と多い弱点の一つ高所恐怖症にど真ん中な大観覧車。
 高さが百メートル以上あるらしい大観覧車。
 一番高いところまで一緒に、乗らないかと誘うというより、なかばそうすると言っている西沢さん。
 あたふたとしながらも、大事な話を出汁に回避しようとするも、二人っきりの方がいいとあっさりと返されるヒナギクさん。
 結局、弱点を弱点と認められない弱さがヒナギクさんの心に死亡フラグを突き立てるのでした。




 ところかわって、愛沢咲夜嬢誕生日パーティ会場。
 一休みか、二人きりで表に出た本日の主役とその友達の使用人は和やかに歓談中。
 金持ちのお嬢さまに見えなかったと、なかなかチャレンジングな話題を振る使用人。広い会場、かわいいメイドが彼の金持ち基準の一つ。
 自分のメイドに粉かけようとしていると使用人を疑う咲夜嬢は、いろんなところでフラグをたてまくり、今も別の場所で修羅場を発生させかけているハヤテ君に釘をさします。
 が、釘をさされたハヤテ君は予想以上に萎れます。
 思い出したのはつらい過去。
 好きになった人に、拒否されたそんな過去。
 そんな沈み込んだハヤテ君を励ますためか、あるいは愛沢家の家名のためか後でもっと金持ちっぽいとこ見せてやると豪語する咲夜嬢。
 そこにお嬢さまと一緒に寝ていたはずのマリアさんが駆けてきます。
 ナギはどこに行ったのかと。






 どんどん高くなっていく視線。
 降りていく大地。
 大パノラマにはしゃぎまくる西沢さん。 
 大パノラマを心眼で堪能するヒナギクさん。
 そんな目を閉じ小刻みにプルプル震えるヒナギクさんに、西沢さんは気づきます。
 あっ、このナイチチは高所恐怖症なんだと。
 弱点を弱点と認めない負けず嫌いタイプのヒナギクさんは、どうにか涙目になりながらも、失神寸前になりながらも外に目を向け強がりますが、名実共にお姉ちゃんな西沢さんにかかれば、そんな強がりも手のひらの上のこと。ナギと比べられ、可愛いなぁ扱い。ヒナギクさん涙目。
 そんなヒナギクさんに追い討ちをかける更なる緊急事態。
 なんと観覧車がストップ。
 あまりの事態にヒナギクさんは、涙目を飛び越してポロポロ泣き出し、

>「私たち……このまま死ぬの?」

 と混乱きわまってしまうのでした。
 先に泣き出した人がいる以前に、西沢さんはあまり混乱してませんでした。
 割と胆力のあるタイプに改良されたハムスターみたいです。
 



 
 そんな高いところに放置された二人はさておいて、こちらも緊急事態ではあるけども、恒例行事となった感もあるナギお嬢さま迷子イベントを秘密裏に解決し、愛沢家の威信を守るため選ばれた面々。
 そのメンバーは隠し子あり親父、借金執事、本日の主役、迷子のプロとこれ以上はないぐらいの少数精鋭。
 年長者である威厳を示そうとしたのか、ネズミでもとろうとしたのか、漫画本を使ったトラップを提案し、自滅する愛沢家当主。
 問答無用にやり手な三千院家、幸運の女神の首根っこを無意識に鷲掴んで離そうとしない鷺ノ宮家との差に、自分の家の将来を心配せざるを得ない咲夜嬢なのでした。
 そんな尊い犠牲を放置して、ナギを見つけようと改めて対策を練る面々。
 人海戦術をとらないとどうしようもなさそうな提案が飛び交う中、高熱にでもうなされたのか、携帯に電話してみればと、まともな提案をする伊澄さんのひらめきが無駄に光ってました。


 
 
 高いところで放置されていた二人。 
 困ったときは、歌を歌えばいいよと歌のお姉さんのようなことを言い出す、西沢さん
 なんでも、昔教わっていたギターが趣味でその弾き方ばかりを教えてくれるけど勉強はまるで教えてくれないメチャクチャだけどとても面白くて別れ際にギターまでくれた、そのころは多分まだシラフで大好きだった家庭教師さんが、困ったときは歌を歌え、勇者なら歌えと教えてくれたんだとか。
 西沢さんの提案に納得したヒナギクさんは、一緒に歌ってねと前置きしながら、だんご三兄弟を歌いだします。一人で。
 そんなヒナギクさんを、フェイクにひっかかった海南のゴリそっくりなあいつを見るリバウンド王のように笑う西沢さん。
 笑われたこと、そもそも自分から言い出したことなのに歌ってくれなかったことを怒るヒナギクさんでしたが、それは西沢さんの計算どおり。
 怒ったことで、高いところへの恐怖はだいぶ小さくなっていました。
 大きな感謝とそれでもちょっとした怒りで、軽い憎まれ口のヒナギクさん。
 そして、とうとう西沢さんからあのことが話題に上りました。
 観覧車のゴンドラは一つ揺れ、桜の葉はゆるゆると散り続け、そして――

>が、シンボルは大観覧車。
>ヒナギクさんの割と多い弱点の一つ高所恐怖症にど真ん中な大観覧車。
>高さが百メートル以上あるらしい大観覧車。

 『いや、それは聞くまでもなく土地の名物として有名なのでは?』と突っ込みを入れたくもなりましたが……雨後の筍の如くににょきにょき生えたのだろーか(笑)。
 まー、ヒナギクさんは意識的に視界から逸らしていたのかもしれませんが……ハムスターさんがこのバカデカい構造物に気付かなかった理由―― すいません。『天然』以外に思いつきませんでした。

 それにしても、都会のど真ん中に100m超級の観覧車……よく許可下りたな。
 実は商店街の名物とは言っても、観覧車そのものは愛沢家あたりの所有物なのやも知れませんが(笑)。
 で、時々止まって何も知らないお客のリアクションを楽しむ、と……最悪じゃん(笑)

2007.09.22 11:52 URL | すがたけ #- [ 編集 ]

 まぁ、そこらへんはコメディのお約束ということで。
 あるいは、近くに遊園地でもあると勘違いしてたとかで。

 コメントありがとうございました。

2007.09.22 22:21 URL | 美尾 #9ayR5QDw [ 編集 ]













管理者にだけ表示

トラックバックURL↓
http://bbkiriblog.blog70.fc2.com/tb.php/310-612daf79

ハヤテのごとく! 第144話 感想
 時をかける少女、その人の名はアーたん。・・・そんな訳はないのですが、こういう展開ともなると、初っ端の感想でアーたんに期待していた方の反応に期待したくなるのは、人と...

2007.09.19 14:19 | ゲームの戯言+α

ハヤテのごとく!144話【時代劇でも桜吹雪を見れば人はたいてい素直になる】畑健二郎
 アーたん!アーたん!巻き毛!巻き毛!!おしゃま!おしゃま!! 久々のアーたん回想出演に体内のpH値がにょおおお、おかしくなってるのだぁああ~~ッ!!! 前回あんなに駄目出ししてたのにずいぶん関係の進展を感じさせるセリフだったな――厳しいようで実はハヤテに激甘...

2007.09.19 14:38 | 360度の方針転換

ハヤテのごとく! 144話感想
 どうしてクリアはムキムキになっていくほどに弱くなっていく印象を受けるのだろう。戸愚呂(弟)はあんなに強そうだったのに。最初の優男形態が一番強そうだったよ。

2007.09.21 14:39 | くるくるばたばた