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しっぽきり

普通の大学生と脚が不自由でありながら不思議な魅力の少女が物語るピュアで切ないラブストーリー。麻雀屋でバイトする大学生の恒夫。最近、近所に乳母車を押すお婆さんが出没すると話題になっていた。ある日、恒夫が麻雀屋のマスターに頼まれ、犬の散歩をしていると、坂道を走ってくる乳母車に遭遇する。乳母車を止め、中を覗くと包丁を振り回す少女が乗っていた。そして彼女は脚が不自由で全く歩く事が出来なかった。この出会いをきっかけに二人は近づき、恒夫は不思議な魅力の彼女に惹かれていく…。

 乳母車を押すお婆さんのフックの強さと、そこからの展開と。
 恒夫は、まあたぶん器用な人ではあって、だからラストもそういう判断になるのかなとは思うのですが、ただそれでもなお、泣き崩れてしまう時間だったんだなあと。ジョゼは、少し掠れたように関西弁を喋る池脇千鶴というだけでもう不思議な魅力が成立してるのがすごい。少女すぎたというか、車での長距離旅行の端々で無邪気すぎて、それが恒夫にこれからの先を考えさせて、それで弟に見透かされたように逃げてしまったんだなあと考えるとつらい。ただ乳母車で押されていたジョゼが電動車いすで自走して、生活していくんだなというシーンは救いでした。たぶん、恒夫と共に外を見られたからだろうと思うので。












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