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しっぽきり

 売れない小説家バーナムは書けないことを紛らわそうと酒に手を出し、飲み続けるうちにアルコール中毒に陥り、酒を呑むために街中を放浪し、飲み代を工面するために盗みに手を出そうとしたがバレて店から放り出されたり、ついには幻覚を見るようにというお話。
 単純にアルコール中毒の話と書くとそこまでなんですが、中身の酒や酒を買うための金を探す際の執着ぶりや、執拗に繰り返される焦燥感を煽るBGMも相まって、スリリングで目の離せない作品でした。軽口というか憎まれ口として、自殺の言葉が出るのですが、精神的に衰弱したり、判断力を欠いた状態だとそこに(自殺というよりも、発した人間の本気度とかを問わずに示された未来図?)引き寄せられていってしまうよなあという怖さも感じました。












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