しっぽきり

 が、ようやく終わるお話だったりします。
 マリアさんは不幸です。
 誕生日なのに、パーティからお嬢さまは脱け出す。探しにいけば、人を自転車で轢いてしまう。目の前で、お嬢さまを誘拐されかけ、助けてくれたはずの恩人は誘拐未遂犯。あげたとはいえ、マフラーを流血でダメにされ挙句に、その誘拐未遂犯に裸を見られ、気絶され、服まで着せてやり、お嬢さまと誘拐未遂犯の勘違いにその胸を痛め、挙句にカイゼル髭と二人の板ばさみ。最終的には夜なべ確定の状態で、執事服を仕立て直しと踏んだり蹴ったりな不運十割な一日でした。

 そんな中、バイトをクビになり両親に捨てられ一億五千万の借金を被され、誘拐未遂に手を染め、自動車に轢かれたけど、なんだかんだ三千院家に就職できそうだけど全体的に見れば幸運四割、不運六割ぐらいのハヤテ君は、パーティから脱け出した直後に二回ほど誘拐されたけど、一回目はノーカウント、だってあれは愛の告白だからというわけで、気分的には幸運九割、不運一割ぐらいだけど、告白は勘違いだから実質不運十割のお嬢さまとのほほんとゼリー食べてました。浮気するなよと、前提からして通らない釘をさされつつ。
 そんな、三人全員が負けっぱなしの十二月二十四日も、さすがに四週は引っ張りすぎと思ったのか、新たな悲劇を生むことなくなんとか終了したのでした。
 

 明けて二十五日。
 別の女性に仕立て直してもらった服を告白されたと勘違いしている女の子に自慢する地雷踏みなハヤテ君にとりあえず掃除を命じたマリアさんは、ナギに遠まわしにハヤテ君との勘違いを解いてくるようにアドバイス。
 が、出ていった直後にハヤテ君が戻ってきました。運命は、マリアさんに優しくないみたいです。
 とりあえず、手順があってるかどうか確認しにきたハヤテ君。手順もわからずに掃除したのかよコイツと思いつつも、指示を出さなかった手前、強く出られないマリアさん。
 が、予想に反して部屋はすごく綺麗。窓の桟を指でなぞって姑プレーをしても欠点は無し。手順もパーフェクト。思わぬ掘り出し物と一安心のマリアさんですが、夜なべして執事服の仕立て直しをして睡眠不足なせいか、再び大事なことを言い忘れるのでした。

 
 マリアさんに誉められて増長したハヤテ君。
 まずは、屋敷内の構造を把握するために、できれば金庫とか判子とか大事な書類とかを探すために、走り回ります。
 そして迷い込んだのが書斎。
 人の気配のする部屋。テーブルの上にノート。手に取るハヤテ君。デリカシーのなさは、この頃からだったようです。
 ノートの中身はお嬢さま渾身の一作マジカルデストロイ。絵を見る限り、ナギの画力は後の数ヶ月で驚異的な向上を遂げたようにも思えます。まぁ、中の人の画力の向上もすごいのですが。中の人って誰?
 それはともかく、漫画のシュールな内容に「絵日記?」とこれまたシュールな判断を下す執事候補生は、運悪く最悪なタイミングで背後をとったお嬢さまに追い出されます。
 ここでまた勘違い。クビにされたと思い込んだハヤテ君は屋敷の外に。
 ここでも、運の悪さを存分に発揮して屋敷を出た瞬間、借金取りさんに捕捉されるのでした。 
 部屋を出て行けと言ったつもりのお嬢さまは、それを知って愕然とするのでした。














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2007.09.02 01:34 | 360度の方針転換