しっぽきり

 唐突に、自分の執事を決めたお嬢さま。
 執事というより、お嬢さまが告白されてたことに驚愕なマリアさん。
 罪悪感なのか、サンタさんにペコペコ謝る夢を見たハヤテ君。
 
 そんな三者三様のオープニングと、マリアさんが三週連続登場を果たした扉絵を経て本編。
 車に衝突して流血したにも関わらず、あっさりと目を覚ますハヤテ君。
 さすが、三千院の医療技術は世界一ィィィィです。が、そんな患者を一人で放置するあたり、医療姿勢がどうなのかは知りませんが。
 
 無意味に頭にCDを装着したお医者さまを見送った後、会話を交わす着替え中のマリアさんとお嬢さま。当然、話題はさっき拾ってきたばかりの主人公。ベタボレのお嬢さまから事情を聞いて半分納得のマリアさん。
 が、ハヤテ君が嘘をついてたことも判明。
 心を入れ替えてから不審に思われるあたり、ざまーみろです。
 そんな、マリアさんが向かったのはなぜかお風呂。
 あんな注意深く餃子を乗せてたのに、不思議です。
 
 ともかく、一旦着たメイド服を脱いで入浴したマリアさん。
 手足を伸ばし、梨~スイカ大のボールを二つ浮かせ、湯船に浮かせた桶からお猪口を一口。
 一日の疲労が綺麗に流れていく、実に心落ち着く時間です。
 が、今日は厄日らしくそんな心の平穏もつかの間に終わってしまいます。
 
 戸が開く音。夢だ、天国だ、一人っきりだと暢気なようで、考えようによってはひどく終わってしまった言葉を口にしながら湯船に入ってくる人影が一人。
 あまりに堂々とした侵入者にマリアさんも呆気を取られて、発見されないように桶を沈めて、リンゴ~カボチャ大の球形脂肪を押さえるのが精一杯。
 驚きのあまりか、それともさっき呑んだ液体の効果で判断力が鈍ったのか叫ぶでもなく、赤面して会話をするマリアさん。
 そんな状況に甘えたか、少年誌の主人公特権を背に欲望を剥き出しにし始めるハヤテ君。
 が、ハヤテ君に天罰が下りました。
 傷が開いたのです。それはもう見事にパクァッと。
 


 無謀にも入浴して度し難い妄想によって血流を暴走させた挙句に再び傷が開き気絶した綾崎ハヤテという名前を持つ外道。
 が、聖母の名前を抱くマリアさんは名前通り優しい、優しすぎる女性でした。
 なんと、浴槽の湯気を鉄臭くした外道を着替えさせると、首根っこを鷲掴みズルズルと引き摺って部屋まで連れていったのです。その優しさに比べれば、辱められたことを思い出した瞬間に、たまたま手を滑らせて外道の頭部を真鍮製のバーロー人形にガスガスと叩きつけたことなんて、ささやかな事故です。
 そんなわけで目覚めた外道に、ずっと寝ていた、ベッドが濡れているのは寝汗、枕が真っ赤なのは鼻血と乙女の恥じらいを見せるマリアさん。
 とりあえずの状況説明をしたあと、早速事情聴取を開始するマリアさん。彼女に、聖母の光を見たのか、はたまた単に間抜けなのか、あっさりと自分の罪状を吐瀉する外道。

 三十分間に渡る弁明の後、優しすぎる淑女マリアさんは、外道の罪をお許しになられました。
 マリアさんが外道にお嬢さまの勘違いを説明しようとしたところに、タイミングよく本人が登場します。
 なんだかんだと会話しているうちに、話は雇用の方向へ。
 誤解の解けぬまま、外道を執事にすると言い出すお嬢さま。
 これは好機とばかりに飛びつく外道。
 そんな二人の会話に戸惑いはしたものの、お嬢さまの心を慮って、マリアさんは真実を告げることができないのでした。
 













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ハヤテのごとく!3話【状況説明とメイド服の構造に関する考察】畑健二郎
 お嬢さまの慈悲で回収された憐れな借金少年、綾崎ハヤテはサンタさんの夢をみる。それにしても色気のないオッサンだ。せっかく夢なのだから赤い守護聖人も冬服のくせに無闇に露出度の高い服装の美少女になれば良いものを……健全な少年である。私の発想が不健全なだけだが

2007.09.02 01:32 | 360度の方針転換