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しっぽきり

 ようやくあり着いた仕事で必須の自転車を盗まれたしまったアントニオが息子ブルーノと共に街中を探し回るが見つからず、追い詰められたアントニオは自転車を盗むがすぐに見つかってしまい……。

 終戦間もない時期のイタリアでまあ社会的に苦しい状況だったんだろうぐらいの理解なのですが、その中でも、占い師に頼る人々(最初馬鹿にしていたアントニオも後半に藁をもすがる思いで頼る)、施しを求めて教会に集まる人々、そもそも冒頭の職を求めるのに集まった人々の必死さなどから重苦しいぐらいに伝わってきます。
 プラスして自転車を探すのに息子を連れて行っているのが肝で、アントニオのほとんどすべての行動が息子に目撃されていて(泥棒と思われる男を問い詰めるが否定され近所の人々に罵倒される、終盤自転車泥棒をしたところを捕まってしまい吊し上げに近い状態になるが許される)、その事実がもうすごい居た堪れないし、やるせなく、それは最終的に息子の前でも泣いてしまいますわ。













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