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しっぽきり

 当然ながらネタバレありです。
 リアルタイムで見ていた作品は少なく、配信やらレンタルやらで見た作品の方が多いのですが、いやそれにしてもこう……正直劇場で泣いてしまいました。
 
 時系列およびそもそも本来の歴史とは? というか世界とは? あたりになると、見終えた後でも整理しきれてないし、その要素を探るパートだった前半部分は退屈というよりはしんどいのですが、例の人が登場してからの爆発力はすごかった。歴代主役20人のライダー達(+ゲイツ、クローズ)のそれぞれの個性を活かしたアクション、共闘シーン。そしてしっかりと描かれた必殺キックの乱舞。ゲストキャラの久永兄弟のドラマも、小さいながらも兄として弟を守ろうとするシンゴや、アタルのライダーへの思いなどグッと来るものでした。


 ジオウは通常運行という感じ。平成ライダー20作記念という世界観がメインだったので、キャラの掘り下げよりは現行作品としてそこに中心として関わったという印象。そもそもジオウ自体がそういう作品といえばそうなのですが。
 役割は薄くはなく申し分なしというところ。ゲイツ君はまあそういう回だったねという事で。
 すべてを理解するソウゴのシーン、演出的に脳細胞がトップギアになった進兄さんをちょっと思い出しました。あと割と似たような解釈を何度も口にしてたように感じましたが、まあややこしいしメインターゲットは子供だしねとそこは納得。
 ウォズは映画でも「祝え」はやる安定感。50年前の時計の名前をサラッと出していて、クウガを知っていたシンゴみたいにもしかして初代ライダーの時代の人? と思ったりもしましたが、まあウォズだし単に知ってましたって事かなあ。
 あとツクヨミは本名ツクヨミじゃないんだというのも軽く驚いた点。
 

 ビルドはここ数作の冬映画の中では一番先輩ライダーしてたなという印象。役柄の年齢にも左右されるところなんでしょうが、タケル殿に対する進兄さん以来? 色々考えると滅茶苦茶な経歴の人なので、現実・虚構の展開に対して揺るがない姿は説得力があり頼もしかったです。あと万丈とは相変わらずベストマッチ。欲を言えば一度ぐらいジーニアスになってもよかったんじゃないかな?
 ジェネシスあたりから、明確にパート分けせず現行作品の設定をメインで話を作って、前作はW主人公かつ組み込める設定は組み込んで膨らませていくみたいなスタイルになった感じですが、パート分けすると一度話が終わったメンバーで再起動かけないといけないうえに今は後日談(とも限りませんが)のVシネマもある時代なのでそっちのほうがいいのかな。


 で、まあ、あの人、野上良太郎、というか佐藤健氏。
 平成最後の集大成だしという期待も勿論ありはしました。ネタバレを踏んで「なるほど、すごいね」という気持ちもありました。
 正直その前の壊れかけながらも時間を飛ぶタイムマジーンのもとにデンライナーが駆け付ける汽笛を聞いた瞬間から泣いてたのですが。
 で、そのシーン。
 (うわ、本当に野上良太郎だ……)
 実際ウラタロスが憑依した(それが一番自然に見えるという選択+時間的な制約でしょうか?)野上良太郎がスクリーンの中にいて、後輩ライダー達へ語りかけ、モモタロス達と話しているというのは、やっぱり、ちょっとどころではなく作品の中でも特別な時間でした。
 最後のモモタロスからの言葉も、長年の客演の事が浮かび「お前も電王として頑張ってきたもんな……」と感じてしまい、また泣けるシーンでした。


 Wは……うーん、MEGAMAXで割と大満足してたのでまあ割とそこまで不満はという感じ。
 必殺キックが初代MOVIE大戦っぽくてそれも一つの平成最後の冬映画だしなとか、アナザーWがルナジョーカーにフォームチェンジしてたの初回ともそうだったなあみたいな。ゲームやらで優遇されてるしなあというのもあったし、風都探偵もあるし……?
 初代MOVIE大戦で思い出したんですが、あれ世界を破壊するディケイドと2人(2つ)で1人(1つ)のWという作品だからこそだなみたいな事を前から思ってたので、ジオウ世界と今回の世界(ややこしい)を繋げるスイッチになったのも何となく納得でした。ゴーカイジャーVSギャバンでデンジブルーとバトルケニアのレンジャーキーの大葉健二氏繋がりで魔空監獄への道を開いたようなものだなと雑に納得しました。ウォズが地球の本棚に入ったのも、まあなんかウォズそういうところあるじゃん? ぐらい。
 ティードのアジトに雑に風都タワーが立ってたのはまあ雑だなって感じでした。シティーウォーズとかであの建物再現できない? そういうゲームじゃない?
風麺のおやじさん、電王が深く絡んだレッツゴー仮面ライダーにも出てたし、あのおやじさんが特異点なのでライドウォッチを預けていた説を推していきます。まあでも所長ならAtoZで仮面ライダーに祈るシーンもあったしそこでうまく重なったかなという思いもある事はあります。
 あ、ゴーカイジャーでも映画で大いなる力を渡した戦隊の担当回があったし、そういう事をやってもいいのよ?


 クウガ要素は本人は黒歴史に思っているとかじゃなく、多分平成ライダーで一番出演が難しいだろうしなあ、一条さんがサプライズとかで出るのかなぐらいに思っていたのですが、アナザーライダーもライドウォッチもまさかの先代クウガというのは、設定の拾い方も含めてすごい納得というか、綺麗な処理だったと思います。
 最初の平成ライダーであるクウガが、メインかつ最新のビルド、ジオウと共にアナザークウガへトドメを刺す事で、アナザーライダーは同じライダーの力で倒すというジオウの設定を守りつつ、平成という時代を締めくくっていてスマートでした。


 あと必殺キックのシークエンスで、ウィザードのCG若干荒いかなーと思ってたらその炎とキバの月夜を合わせていて「こんなかっこいい事してかっこいいと思ってるわけ? いやー、すげーかっこいいな」と思わず笑ってしまいました。
 他では真司がライダーと掛け値なしの共闘ができてて良かったなあとか、EDの各作品の写真が流れるところで555からは木場さんがピックアップされていて少し切なくなったり。あ、弦ちゃんの声だけやや音質悪くなかった?


 なにはともあれ平成最後(多分?)の東映ヒーロー映画として見られて良かったです。
 ありがとう平成ライダー。












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