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しっぽきり

元治元年六月、新選組は倒幕派志士二十余名が結集する池田屋に凄絶な斬り込みをかけた。蛤御門の変の後、幕府に長州征討の勅命が下るも、将軍家茂は上洛の気配を見せず、京の町には再び不穏な空気が流れていた。近藤は力の限り新選組によって治安を守ることを決意する。伊東甲子太郎が篠原泰之進他八名を連れて新選組に入隊したのはこの頃だった。慶応元年、新選組は総勢百五十名に達し、近藤は組織を守る為「局中法度」「軍中法度」など鉄の規則を敷いた。だが、倒幕の体制が整うに連れ、新選組の内部でも伊東派の動きが激しくなり、薩摩藩と連絡を取っていた武田が除名、その後斬られた。これを機に伊東派は分離を表明、篠原も近藤の人間味に魅かれながらも脱退する。続いて伊東派は、近藤を暗殺、一挙に倒幕の兵を挙げんとする計画を打ち出すが、これを密偵から聞いた土方は伊東暗殺を決意した。 (Amazonプライム紹介文より)


 冒頭に池田屋、クライマックスが油小路(とその直後)、主役格が篠原泰乃進って新撰組物の中では結構珍しいような気もするがどんなもんなんだろう。
 冒頭~クライマックスがこんな感じで、時期的には新撰組が対外的には一番よかった時期の話、ただそこはもう新撰組なわけで、中では色々ガタガタなわけです。
 その中で個人としては魅力的な近藤勇も組織の長として振る舞おうとすれば、苛烈にもなる。(脚本的に汚れどころは土方に押しつけたりもしてますが、まあでもそこは土方さんだしなあ)
 勤王、佐幕ではなく京の女に惹かれて上洛し、新撰組の苛烈さを苦々しく思っている篠原は、現代的な価値観(たぶん上映当時でも)からすると感情移入しやすい対象です。
 その篠原が、近藤のために隊から抜け薩摩に近づこうとした武田を切り捨ててしまう。また、変わってしまうのを恐れて近藤から離れようとする。そうさせてしまう近藤の魅力を篠原を使って描こうとしたからこその映画のタイトルなのかなと。
 伊東さんが、唄なんぞ唄いつつ歩いてるところを物陰からの槍で首を貫かれるシーンは衝撃的でした。ていうか、これ史実か。












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