しっぽきり

 
 映画化すると聞いた際気になっていた「時代はいつなの?」という疑問は、いつのオリンピックとは言わず、単にブラジル戦として処理される事に。この時代を特定しない事で、原作の2002年W杯では既に忘れられつつある河野が4年後のW杯を目指すという文脈がなくなり(代表にも戻りたいんだろう的な台詞はあるけどそこまで行かない)、年齢もタイトル通りの31歳となったため、ピークを過ぎた選手が現役を続けるのはなぜか? という部分が浮かび上がるような形に。
 お話としては、記者山崎が元サッカー選手の父親がいて昔からチームスタッフとも知り合いという設定が一番大きな変更で、基本的に原作通り。ただ1巻の途中ぐらいまで。代表を目指すという目的が曖昧になっている以上はそれ以降はやっても仕方がないし、ピークを過ぎた、それでもサッカー選手であり続けようとするというテーマで完結してるので納得。オシムっぽい人も出ないですし、藤堂も出ないです。
 戸澤とお互いのプレーの指摘をしつつ、関係を修復する話はいいなと思いました。後、大杉漣さんがかわいい。シン・ゴジラといいかわいい。
 成田さんの「今更下部リーグではやれない」的な発言は、J2どころかJ3でも元代表選手がプレーすることも珍しくない2017年の今見ると、やや違和感があるかなと。
 試合シーン(と予算も多分それほど)はなく、基本的に練習シーンのみですが、動きも問題なく見られました。












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