しっぽきり

 前から2週間……?

 文中に出てくる年数は、本編1巻発売の2003年を基点とした分かりやすくするための便宜的なもので公式のものではありません。

 01で亜梨子、02でと虫憑き、03で大助、04で摩理と序盤だけあって足場を固めてるなあというのが全体の印象。

01 夢回す銀槍
 
 親友を失った少女亜梨子の前に現れたのは、2人の虫憑き……というお話。
 舞台は2001年。
 摩理から虫を継いだ亜梨子さんとかっこうことの出会いと下僕になるまでというお話。
 播本さんの綺麗ではない夢が、シリーズを通じての「摩理の夢はどっちだったのか?」という話と繋がってるような気がしないでもなく。直後に摩理とは違う認定を食らったりしてますが。

・亜梨子

 本作主人公。名門ホルス聖城学園中等部2年生。
 お抱えの理髪師に3日に1度髪の長さを整えてもらってるとか。

・かっこう

 1話ということもあってかよく喋る。一応、播本潤を追ってきたものの、亜梨子の推進力に巻き込まれ主人公みたいな受け身体制に。上層部の駆け引きとかもあって、亜梨子の監視役としてホルス聖城に転校。

・播本潤

 多賀子の彼氏にして、今回のやられ虫憑き。美術部内でいじめに会い、そこで持った夢が、上記の通り、「周りにあるものすべてをぶち壊す」。
 虫はカブトムシに似た黒光りする虫。大きさは本人の3倍。

・九条多賀子
 
 亜梨子の親友その1。
 彼氏が虫憑き、そして欠落者に。それでも数日落ち込みはしたものの健気に待つ、2話でも色々な意味で動じることのないと語られていた強い子。
 この時点で、大助と亜梨子が虫憑き(後者は厳密には違う)と知っている。

・西園寺恵那

 亜梨子の親友その2。
 この話の時点では「とりあえず軽そうかな」というぐらいのイメージ。


02 夢紡ぐ夜歌

 夜の観覧車で相席した浮き世離れした少女は、ワケアリのようで……というお話。
 bugレギュラーキャラ、“ねね”こと夜森寧子初登場。
 今まで会ってきた虫憑きが、特殊な(そもそも虫憑きと認識してなかった)摩理や特環モードな大助や色々追いつめられてた播本と来ていたので、フラットな状態の虫憑きに会うのはこれが初めてと言えるのかも。意志疎通がある程度できたというか。

・夜森寧子とクロール・ライヴ

 貴重な復元能力持ちの虫憑きということで重宝されることになる、“ねね”。
 夢の質を考えると、後に出てくる“さくら”と並んである程度自給自足できそう。
 他のメンバーは、金髪(男)・メガネ(男)・筋肉質でいかつい(男)・ベリーショート(女)

・亜梨子

 寧子に「いい声」と誉められる。ちなみにアニメ特典のドラマCDにおける中の人は、亜梨子が紅白歌手、寧子が初音ミク。
 
・大助

 事実上の初絡みの時点ですでにいじられ役。寧子を捕獲の手助けに回り、お仕事モード。

・恵那&多賀子

 恵那、虫憑きの争いに初めて巻き込まれ、苦手意識というより嫌悪感を持つ(嫌悪感示すのは3話)。
 多賀子、なんだかんだ大助いじりの悪ふざけには乗る。


03 夢沈む休日

 “ふゆほたる”という言葉、そして合コン相手の少女を前にした大助はちょっと変……というお話。
 大助回。“ふゆほたる”に似た少女を見て、弱さを見せる。01でも割とお喋りなのですが、あそこは亜梨子の覚悟を試すというか怯ませる意味合いもあったのに対して、今回は意図せずという感じ。“ふゆほたる”に関しては、シリーズを通じて広がるわけではないけど、終盤回収されてそれはそれで美しい締めだったかなと。
 
・羽瀬川祈梨

 氷鉋(ひかの)市のエミリア女学院の生徒。
 “ふゆほたる”に似ていたため、大助の琴線にふれる。挿し絵もなるほど、似てる似てる。
 夢は「いろんな場所に行くことと、その思いの始まりである異国館に行って夢をくれてありがとうと言うこと」だったものの、経営不振で異国館がつぶれることを知り暴走。潰れるのを知る以前からテーブルに蔦を巻き付けてたし抽象的過ぎるのも困るけど、ピンポイント過ぎる夢も困るなあ。
 虫は、蔦に咲く花に見せかけたハナグモ。そこからの花粉で人を催眠状態にしてハナグモが捕食という攻撃パターン。

・御林

 亜梨子たちのクラスメイト。合コンの邪魔にならなさそうな人数合わせに大助を指名するなど、割と失礼なことも言うけど幼い顔立ちと明るい笑みで嫌みも半減という得なキャラ。
 が、パパが高級レストランのマネジメントしてるとか軽い金持ち自慢をして、大助をひそかに怒らせる。結果としては大助が吹っ切れたのでよかったといえばよかった。
 店は全壊したけど。


04 夢託す狩人

 少女が少女と出会ったその先には……というお話。
 摩理過去話。
 時期は2000年2学期期間。挿し絵を参考にするなら、亜梨子の服装が夏服には見えないので10月以降?
 一度、亜梨子という光を見たために、自分のやってきた残酷さを思い知り、なんとかそれを乗り越え光に縋ろうとしたら、自分の体の限界が来てしまうという、因果応報といえば因果応報か。
 亜梨子に心を開いていく様はかわいい。

・花城摩理 “ハンター”

 bugの最重要人物。虫は同化型のモルフォチョウ。
 物事の飲み込みが早く、記憶力もあるほう。
 大喰いの特性(生きている虫の能力を使える)を知っていた模様。というより、とにかくまず体調を心配する先輩と、何も知らない亜梨子が主要会話相手のため、物語上大事なことはほぼ喋りようがない。
 実家は華道の家元。病室は赤牧市中央総合病院入院棟3F300号室。個室。

・“先生”

 物語開始の2日前に研修を終了、その後もちょくちょくと摩理を見に来る。
 摩理と出会ったのはこの話の数ヶ月前の夏の日。
 アリア越しにかっこうを知っていた。
 摩理から銀色のネックレスを貰い、これが後々重要なキーアイテムになることに。

・一之黒亜梨子

 絵心は片鱗もなく、字は筆記体が独創性のある暗号のよう。
 一之黒家は朝稽古とかやってる場合じゃなかったんじゃ……。
 1ヶ月ほどで学力を抜かれたとあるので、最低1ヶ月はお見舞い期間があった様子。
 名字のおかげもあって、出席番号は1番。

・立花利菜

 ハンターから他の虫憑きを守るために登場。
 摩理に致命傷を与える(とはいえ、摩理の体が限界に近づいていた部分が大きい)も、自身も負傷し、特環に捕まる羽目に。












管理者にだけ表示

トラックバックURL↓
http://bbkiriblog.blog70.fc2.com/tb.php/2151-3eb8cb20