しっぽきり

人間の白骨化を企むベーダーは、映像怪物・フィルムラーを送り込んだ。フィルムラーの­超能力と老化ガスで、人々はどんどん老化していく。映画館や撮影所を戦場に現実と映画­の世界が錯綜する中で、デンジマンとフィルムラーの戦いが繰り広げられる。
「おい待て、これは映画だってば! 映画!
 まてよ……映画なわけないよなぁ、おい待ってよー」

 青梅さんのコミカルな演技が光る話。老人化もあるよ。
 そんなわけでアキバレンジャーやキョウリュウジャーでもあった、撮影所回。カラオケの映像なんかでも使われてたり。


 ベーダー一族の今回の作戦は、時間を自由に操り、老化ガスで赤ん坊も老人にしてしまう映像怪物フィルムラー(ベーダー07)に、映画で人を釘付けにさせ、老化ガスを人々に浴びせ、東京を白骨都市にしてしまおうというもの。
 映画とか見せてないで無制限に浴びせてしまえばとも思うけど、映画スナック作ったり、ビルをスクリーンにしようとしたりで、人々の意識を奪った上でやらないと効果がないんだろうか。フィルムの逆回転で老人化が元に戻るのはいったい。生命エネルギーをガスを使って吸い取り、スクリーンを通してフィルムに定着させてるとかかな。
 今回の怪人、フィルムラー。
 地下の映画スナックで、サソリを出したり、老人に化けたり、白骨を見せたり。おそらくは映写機で色々してたと思われ。暗い地下通路でのシーンなので、怖い。
 フィルムの中に自由に潜ったり、フィルムでデンジマンを縛ったり、カチンコを使ってデンジマンを変化させたり。
 変化の順番は、西部劇→時代劇→スポーツ→デンジマンの順。スポーツはアメフトで、なぜよりもよって武器を使えるシチュエーションばかりやってしまったんだ、フィルムラー。アメフトのボールキックは、ほぼゴレンジャーハリケーンでした、変化はしないけど。BGMもそれっぽいのが流れ、最後にデンジマンのOPが流れる演出が秀逸。デンジブーメランからスパッ。巨大戦でもダイデンジンにフィルムを巻き付け燃やしたりするも、電子満月斬りで真っ二つに。



 デンジマン。
 青梅さん。老人被害に。あんパンはさすがに食べてる場合じゃなかったのか、なんとゼロ。空手の稽古に遅れそうな子供たちを叱りつつも、珈琲と映画無料につられて子供たちに「見てから稽古しよう」と言い出すあたり、大きな子供感あふれる。赤城さん、黄山さんに老人化を「異常」ではなく「変装」扱いされるあたり、普段からそういう人扱いと思われる。
 フィルムラーという特にトリッキーな相手だったためか、

・意識を集中すると10km先の物音も聞き取れる聴力
・巻き付いたフィルムを力任せに引きちぎるパワー
・瞬間的にフィルムに映るフィルムラーを見逃さない動体視力
・フィルムの粒子も透視できるデンジスコープ

 と、縦横無尽に能力を発揮してくれました。しかし、デンジスコープの出番多いなあ。宇宙刑事シリーズも隠れた敵を発見するのにそれに類するものを使うことが多いし、何かそういう時代だったんだろうか。
 変身したまま、隠れたフィルムラーを探すために編集室に入り、不審者扱いされたり、映画館で隠れているであろうフィルムを上映してもうらために交渉したりするシーンはシュールでした。
 全体的に遊び心あふれるエピソードでした。
 












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