しっぽきり

 今年ももう終わりということで、今年見たアニメ・特撮のまとめを。
 条件は今年配信され終了したアニメ・特撮ということで。
 前年分はこちら
○作品ベスト10


10位 私がモテないのはどう考えてもお前らが悪い

 改めて書いてみると、長いなタイトル。
 モコっち、モテない以前に人としてダメだよ、それは……という辛い日常が、終始繰り広げられる。大学まではなんとか逃げ切れると思うけど、それ以降は大丈夫かなもこっち。

9位 波打際のむろみさん
 
 方言でまくしたてるむろみさんがすごいかわいい。田村ゆかりは雑に扱うに限るというのが、ここ数年なんとなく感じていること。
 あと歴史上の出来事の裏側に海の生き物がいたという人魚史観が楽しい。

8位 戦姫絶唱シンフォギアG

 ただの優しいマリアとウェル博士の存在感と来たら!
 ただ、その2人のおかげで瞬間最大風速は盛り上がったんだけど、やっぱり(主に前者)敵陣営との因縁づけがうまくいってなかったのと、終盤が一期をなぞること前提で動いてたように見えたのがなんだかなあと。

7位 ラブライブ

 1話ラストの唐突なダンスでどうなるんだと思わせつつ、着実に地歩を固めていったアイドルアニメ。ただ、こちらもラストの展開がウーン。シリアスが嫌というより、キャラを持て余してたのが嫌でした。
 これほど血色のいいアニメも珍しいんじゃないかというぐらいに、キャラの血色よかったですね。膝まで赤いぞ、スクールアイドル。

6位 世界忍者戦ジライヤ

 メカメカしたメタルダーから一転して忍者のジライヤと見えるようでいて、ゲスト怪人を使い捨てにせず、活かしていくというコンセプトは受け継がれてたんじゃないかなと思ったり。

5位 仮面ライダー電王

 人情味あふれるイマジンコント、伏線、過酷な環境で戦うゼロノス、そしてやっぱりイマジン。
 時間移動の電車といいつつ、(映画をのぞいて)おおよそ現代になったのはちょっと残念でしたが。

4位 ゆゆ式

 1話冒頭で会う前にやりとりを計算しているように、お互いがお互いを笑わせることにこれだけ自覚的な集団も珍しい。
 日常系は波長が合うか合わないかなので、毎クールあるそれを過剰に一つのラインにまとめて語るのはどうなのかなと思わないでもない。

3位 THE UNLIMITED 兵部京介

 求めていたものがここにはあった! 主にパンドラ周り。
 シリアスにチューンされた絶対可憐チルドレン2期(というかスピンオフ)。過去編のアニメ化も嬉しいサプライズでした。

2位 怪傑ズバット

 様式美はトンデモとともに。
 1話からほぼ固まっていたフォーマットでこれでもかと繰り広げられる早川健のワンマンショー、と、それに巻き込まれる東条さん、と、毎週壊滅するダッカーの系列組織。

1位 特捜ロボジャンパーソン

 ジャンパーソン・フォー・ジャスティス!
 バラエティ豊かなエピソード群と、主題歌の2番に歌われている通り、本当に人間のためなら死さえもおそれないというより、人間のためになるからと自分たちをロボットを止めるように推奨までしちゃうジャンパーソンや、その作りの親ということで推して知るべきなかおる等、濃いキャラが一杯と、今年最大の収穫でした。

 
 以下、部門別。


○ベスト男性キャラクター

 早川健(怪傑ズバット)

 ご存じ日本一の男。
 高所から落下は当たり前、銃で撃たれようが拘束されて滅多打ちにされようが、死なないどころか、だいたい平気で変身して現れるさすらいのヒーロー。キザな仕草もギリギリ絵にしてしまう宮内洋のヒーロー力もあり、病みつきでした。

 他に印象的なところでは、初期の謎のヒーロー路線から聖人化が進んだと思いきや突き詰めた正義は狂気と紙一重と教えてくれたジャンパーソン(特捜ロボジャンパーソン)
 相棒とは好対象にフリーダムで人間くさいロボットガンギブソン(同)
 勝手に自分を罰して楽な方向に持っていく春日高男(惡の華)
 実際いそうなウザさと小太りアフロヘアというルックスが魅力的な山田(同)
 序盤に死ぬのかなと思いきや最後まで生き残り師匠キャラとして無理なく格を保った山地哲山(世界忍者戦ジライヤ)
 どう見てもネタキャラなのに後半グングン頼もしくなっていくフクロウ男爵(同)
 仇を討ってダチも守ったサンダー(革命機ヴァルヴレイヴ)
 忍者キャラとしてまさかの大出世を遂げた緒川さん(戦姫絶唱シンフォギアG)
 胡散臭さをまき散らしつつ終盤作中随一のヒーローだったことが判明する桜井さん(仮面ライダー電王)

○ベスト女性キャラクター

 日向縁(ゆゆ式)
 三枝かおる(特捜ロボジャンパーソン)

 甲乙つけがたし。
 前者は、あの「へ」の字だったり海苔だったりする目の女の笑い声がすごいかわいかったんですよ。以上。
 後者は、明らかにこの人おかしいぞという空気を漂わせるというか滴らせていた登場直後から、落ち着いた中盤を経て、最終盤には裏切った演技にしても徹底的すぎて手段も選ばないとう突き抜けぶりを見せてくれました。
 
 他に印象的なところでは、肉食系人魚むろみさん(むろみさん)
 規格外のスケールで世界観を認知させたリヴァイアさん(同)
 なんだかんだおいしいところを持っていった矢澤にこ(ラブライブ)
 装者になり挿入歌の愛の重さで図抜けた小日向未来(戦姫絶唱シンフォギアG)
 貫禄の防人風鳴翼(同)
 ナポリタンの食べ方が汚いクリスちゃん(同)
 大勝利・冬海愛衣(俺の彼女と幼なじみが修羅場すぎる)
 無駄な行動力が生きづらさと視聴者の好感度ダウンに拍車をかける黒木智子(私がモテないのはどう考えてもお前らが悪い)
 明らかに強すぎた洋子先輩(機動刑事ジバン)

 
○ベストOP

 戦姫絶唱シンフォギアG
 
 曲聞いてて、一番OPのカットが浮かぶという点で。
 あの16分割してい未来さんのカットが忘れられません。

 他の印象的なところは、エイミーが空にはばたくカットが印象的な蒼星のガルガンティア
 最後のカード演出がかっこいい前期・全身これ凶器なことを示したり背中合わせのジャンパーソンとガンギブソンがかっこいい後期と両方魅力的な特捜ロボジャンパーソン
 オフィスビルにダイナミックな進入をやってのけたる世界忍者戦ジライヤ
 闇でしか裁けない罪があるTHE UNLIMITED 兵部京介

○ベストED

 アキバレンジャー シーズン痛(忍者キャプたん)

 堀江美智子って歌うまいなあというものすごい平凡な感想とともに。いや、うまいわ。
 
 他に印象的なところでは、ヒロインの心境ずばりな俺の幼なじみと彼女が修羅場すぎる
 その煮え切らない感じの歌詞が本編の空気とマッチしていた革命機ヴァルブレイヴ(僕じゃない)
 曲がとにかくいい機動刑事ジバン
 おどろおどろしさで抜けていた惡の華
 傷だらけの堕天使THE UNLIMITED兵部京介


○ベスト悪役

 綾野小路麗子様(特捜ロボ ジャンパーソン)
 
 様は必須。
 変態を集めて地球人類壊滅だー!
 変態ぞろいのSSNをまとめていたカリスマ性、なにより最後の熱演が推しポイント。

 他に印象的なところでは、昔の女に入れあげて家族にあきれられるというボスにあるまじき醜態を晒した僕らの小物・毒斎様(世界忍者戦ジライヤ)
 裏切りが約束された少女たちや健康に難があったマムの分も奔走したラストアクションヒーローことウェル博士(戦姫絶唱シンフォギアG)
 若干寒いことになってもおかしくないネットスラング連発を本当にムカつく形にねじ伏せたベルク・カッツェ(ガッチャマンクラウズ)
 肉弾戦最強なのではと思わせたマヤ(特捜ロボジャンパーソン)
 なんか世界の歪みを背負ってるかのごとく説明しまくってるけど大丈夫? なカラス(ビビッドレッドオペレーション)

○ベストヘタレキャラ
 
 マリア(戦姫絶唱シンフォギアG)

 ダークヒロインとして颯爽と登場した……ものの、後に続くのはまさかの転落人生。
 最後なんとなく持ち直したものの途中、ほぼヘリの操縦しか見せ場がなくなったときには一体どうなることかと。

 他に印象的なところでは、敗れてはプルプル震え、離脱者が次々と出て最後は絶対的な力量差にあしらわれたジョージ真壁(ジャンパーソン)

○ベスト「ハードラックと踊っちまった・・・」キャラ
 
 みどりさん(怪傑ズバット)

 主人公の親友の妹で主人公を追って旅に出るというスタート地点から、どうして最終的には敵からの扱いが「殺さなくてもいいけど、損はないし殺しておくか」レベルまで落ちてしまったのか……。下手すると存在が確認できないレベルまで落ち込む。

 他に印象的なところでは早川健にダッカーのボス首領Lと親友運が絶無というよりもはやマイナスな東条さん(怪傑ズバット)、
 早川に憧れたがために人生を棒に振りかけてるオサム君(同)
 二重の意味で貫通され途中消息不明なのにそれほど心配されてなかった流木野サキ(革命機ヴァルヴレイブ)
 親を亡くし引き取ってくれたおばさんも自分の生活費を使い込む畜生でヒーローはその部分を救ってくれないというかそもそも自分を認識してくれたかも怪しいショウイチくん(特捜ロボジャンパーソン10話)

○ベスト・エピソード
 
 特捜ロボジャンパーソン44話・燃える女王さま

 前後編ではあるけど、麗子様こと高畑淳子さんの熱演が決め手。ジャンパーソンは粒ぞろいなので、ジャンパーソン最終回の感想で。

 他に印象的なところでは、
 教室大崩壊、花が満開な惡の華7話
 キャラクターのインパクトで持っていった「俺の彼女と幼なじみが修羅場すぎる7話・夏期講習なのに修羅場」
 ゲストキャラのジジイが孫を自分で希望したとはいえとはいえ事実上の特攻兵にする「怪傑ズバット29話・父母なき子 涙の復讐」
 子供が狂犬病になったペットの犬を手に掛け、狂犬病になったその子供を親が手に掛けようとする「同26話・許せ我が子よ!」
 ダブルゼロノスが実現する「仮面ライダー電王46話・今明かす愛と理」


○ベストセリフ

「人間はみんな恥知らずよ」(by綾野小路麗子 特捜ロボジャンパーソン)

 この後に続く一連の演説も大好き。


 他に印象的なところでは、


「なかなかよくできてるじゃない。お嬢は気に入ったわよ。がんばってね」(同上)
「まさに人類滅亡にふさわしい作戦だわ。スーパー超能力者にして天才科学者であるお前にしかできない作戦ダベ」(同上)

 麗子様かわいい。

「よし、今日から君たちはジャンパーソンキッズだ」
 (ジャンパーソン 特捜ロボジャンパーソン)

 急に子供たちをジャンパーソンキッズ認定するジャンパーソンさん。その後、特に展開がなかったことを見ると、雑誌の企画か何かだったんでしょうか。

「全て人間そっくりの人工生命体よ。モンスターなのよやっぱり。モンスターである以上、二度とこの世に蘇生させないためには、骨のひとかけらも、血の一滴も残さず完全に抹殺しなきゃ」
(三枝かおる 特捜ロボジャンパーソン)

 そうしないと倒せない、というのはあるにせよ、徹底的に言い切ってしまう三枝かおるという狂気の塊。

「愛衣ちゃん大勝利ぃ!」(冬海愛衣 俺修羅)
「お外走ってくるうううううう ひゃああああ」(同)

 誰がどういう言い方をしたかの典型といえばそこまでですが、あのテンションは。

「くたばれ、ブリキ野郎」(チェインバー 蒼星のガルガンティア)

 AIに、最後にこんなこと言われたら……。

「そんなことのために、私は悪を背負ってきたわけではない!」
「ヘアッ!」
「ここで僕に手にかけても地球の余命があとわずかなのは変わらない事実だろぉ!? ダメな女だなあ!
 フィーネを気取ってたころでも思い出してぇ、そこで恥ずかしさに悶えてな」
「セレナ……セレナあたしは」
「気の済むまで泣いてなさい。帰ったらあ、僅かに残った地球人類をどう増やすか、一緒に考えましょぅ」
(マリア&ウェル博士 戦姫絶唱シンフォギアG)

 行き着いたなということを確信させてくれた会話。

「なぜそこで愛っ!?」(マム 同)

 表情というかカットも含めての不意打ちでした。

「奴らがタケルの体に触れると大爆発する仕掛けにしておいた」
(中略)
「儂じゃない。儂は止めたんだ。だがタケルはどうしても行かしてくれと」
(タケルのおじいちゃん 怪傑ズバット)

 タケル=小学生。力づくでもそこは止めようや、おじいちゃん。

「解き放て、アンリミテッド」
「時よ、永遠に止まれ」
(兵部京介 THE UNLIMITED 兵部京介)

 シリーズを代表する、初めて聞いた瞬間に「あ、こっちの方向ですね、オッケーオッケー」となった決め台詞。

「俺、参上」
(モモタロス 仮面ライダー電王)

 ベタだけど、大事ですよね、ベタ。



 ジャンパーソン・ズバット・電王とラインナップが濃かったのと、最近見ているものが大体2クール、シンフォギア・ハヤテと続編が多かったこともあって、何となく特撮めいた1年でした。
 












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