しっぽきり


魔王ビルゴルディの恐るべき最終作戦。はたしてジャンパーソンはそれを阻止することが­できるのか? ついにジャンパーソンとビルゴルディの最終決戦が始まった。ロボットと人間の共存。そ­の理想のためにジャンパーソンは......。
○ジャンパーソン

「違う、違う!!
 俺の、俺の理想はそんなものじゃない。
 (鎖を引きちぎる)
 人間にも、様々な人間がいる。生まれも育ちも、性格もみんな違う
 ロボットもそうだ。
 だからこそ、互いを認めあい。尊重しあう。合体しなくても手をつなぎあえるんだ共存できるんだ。
 それこそが、俺の理想だ、
 実現できるなら……実現できるなら……オレは死んでも構わん」
「じゃあ……死ね」

 あくまで平行線な善と悪の二人。
 理想のためなら自分が死んでも構わないというあたりが、良くも悪くもジャンパーソンで、フォー・ジャスティスなんだなあ。
 一度倒れた後の復活は、涙が呼んだ奇跡とかじゃなく、エネルギー充填完了と表示出ているあたり、物理的な問題として復活したと考えていいんだろうか。あるいは死んだふり?
 MXA1として、帯刀と戦うと言い出すシーンは、ここでMXA1を持ってくるのかと盛り上がりました。
 結論としては、回路なんていらなかったんや! ジャンパーソン最高や!
 自分の中から響く破壊衝動の声を乗り越えたジャンパーソンなら、それも。
 久しぶりに見たMXA1は、明らかに武装過剰でした。そういえば、警視庁上層部が今のジャンパーソンをどう思っていたのかは特に触れられずちょっと残念。
 最後は子供たちとゴーグル外し、エプロン姿でバーベキューを調理したり、遊園地で遊んだりと、「子供たちに自分を称える歌を歌ってもらう」が夢なジャンパーソンとしては至福のシチュエーションでフィニッシュ。
 よかったねジャンパーソン、おめでとうジャンパーソン。


○ビルゴルディ

「I'll Be Back」

 この言葉が、実現することになるとは……とはいえ、東映youtubeの配信上のことで言うとビーファイターの配信はもう終わってるわけですが。
 麗子様やジョージ真壁とは思想的、あるいは感情的にぶつかりようがあったものの、絶対悪の帯刀とはぶつかりようがなく、それ故に、ジャンパーソンの理想に答える言葉が、ほぼ即答の「じゃあ……死ね」なわけで。
 ビルゴルディは、本人談ならバイオボーグ(ロボットと人間の中間)だったので、人間を殺したことにはならないということでいいのかな。
 勝利宣言には、白のタキシードが、総裁コーデ。
 ところで、警官とか、迷彩服の男まではまあいいとして、八百屋のおやじさんらしき人は、なぜ銃器を持ってたんだろう。


○かおるさん

「ジャンパーソン。アメリカから帰ったあの日から、私はあなたと生き、あなたと戦い、あなたと死ぬと決めていたの。
 だから……だから、私はあなたの側にいきます
 ジャンパーソン、思い出をありがとう」

 ハイパーサブミリナルのプログラムを解除(時間差で発動)、人類を救う。
 MXA1に改造後に帯刀に勝ち誇って見せたりしたものの、ジャンパーソン涙ながらにキスしたり、お姫様だっこをされるなどヒロインぶりも披露。
 ただ、心中未遂の場面で、周平のことも思い出してあげようよ。
 この人に関しては、登場初期のエゴ丸だしのマッドぶりが強烈すぎて……。
 ただ、特異な存在感を持ったキャラクターであることはたしかで、魅力的でした。

○マヤ シンディー

 霊長類最強の生物マヤさんがついに戦死。ガンギブソンの片腕を切り落とすも、残った片腕のナイフでグサリ。決定的な火力の武器があれば作中最強だったんじゃなかろうか。
 ボウガン要員だった時期もあったりしたけど、いまいち立ち位置が決まらなかったシンディーさんもガンギブソンに自爆で心中を仕掛けるも力及ばず。


○アールジーコ

「よく言ったガンモドキ」

 壊れたり合体したり。
 壊れたと思った直後も、簡単な修理で戦線復帰したり、されずとも戦線復帰したりするところを見ると、エネルギー充填のジャンパーソン含めてこの世界のロボットは自然治癒が当たり前なのかもしれない。
 登場直後は、「大丈夫? 特にいらないマスコット化したりしない?」と心配でしたが、最強武器のパーツや、ガンモドキとの絡みなどで、必要不可欠な一員として後半を盛り上げてくれました。


○ガンギブソン

「……ベイベー」

 片腕なので、ちょっと戸惑ってからサムズアップで言うところがかわいい。あと、最後のコック帽かぶったところもたまらない。戦闘中も、マーヤさんに斬られたパイプをのぞいてみたり、ドアを斬られて驚いたりととにかくかわいい。
 復活劇は、そう簡単にくたばるわけがないの一言で。
 聖人化(が進んだが故に狂気がチラチラ見えた)したジャンパーソンの代わりに、これでもかと人間味を見せてくれたすてきなもう一人のヒーローでした。


 ジャンパーソン全50話、ジャンパーソンが基本強すぎるのと、分かりやすい怪人がそれほど出ないということもあって、ヒーロー番組というより、一つ異形の存在があって、それを解決していくドラマとして楽しかったです。

 印象深いエピソードは、

4話 ジャンパーソンとの力量差に絶望した殺し屋が次々と自殺していく。
6話 冷凍男の最後が切ない
10話 ゲストの子供のドラマが重く、本質的にはなにも解決してない
16話 せーしんりょくっ!
18話 かおる初登場
20話 忍者軍団
28話 幽霊は実在する
30話 ジャンパーソンの正義が暴走する
33話 ダベ星人
36話 美少年……?
40話 ジョージ真壁、必死の怪演
42話 国家権力粉砕!
43・44話 麗子様の最後
 
 多いけれど、残っちゃったんだからしょうがない。
 なにはともあれ、楽しい半年間でした。
 ありがとうジャンパーソン ありがとうガンギブソン
 
 ジャンパーソン・フォー・ジャスティス!












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