しっぽきり


ネオギルドの最終作戦の前に揺れ動く処刑都市。ジョージ真壁の正体とは人間なのか? ロボットなのか? 燃えさかる炎の奥に隠されたジョージ真壁の恐るべき過去とは? ジャンパーソンが立ち向かう......。
 明らかになるジョージの過去、そしてネオギルドの最後というお話。

「何が力だ! 結局お前はこの街から離れられない、ただの甘えた子供にすぎなかったんだよ!」

 真壁兄弟の執事ロボ・ボニーが、人間の刑事に追われていたロボを助けるために刑事と交戦、その途中で藤波を人質にとったものの、刑事に破壊される。そして、その製造者である責任を問われたためか真壁父は病死。
 という過去から、父とボニーのための復讐はもちろんあるものの、途中で大好きなボニーが弟を人質にとったあたりで、ロボットに対する感情にもゆがみが出てしまった(だから、時として味方のロボットにも苛烈な感情を向けた)のかなと考えると、つらい。ロイドと祐二の件で叫ぶのもわかる。
 国家権力にあれだけこだわったのも、ボニーの死と関係している、と見るのはうがちすぎか。

 ベン藤波の仇を取りたいわけではない発言も、自分は(自覚できる範囲では)過去に固執なんてしていないと思いたいがための台詞だったのかな。
 
 ジョージにせよ、麗子様にせよ、大人になれなかったというか、子供の頃のトラウマに人生を狂わされたという点で、共通しているなあ。帯刀はどうなるんだろう。壊滅した二つの組織が「科学」・「ロボットと人間」というテーマで来てるから、「正義と悪」がテーマになりそうだから、帯刀は理由・原因のない絶対悪なのかなあ。

「ジョージ真壁、俺はお前を許さない!」

 ジャンパーソン、怒る。
 麗子様のときは「人間と科学」が論点だっただけに、外野とは言わないまでも直接的に関わる立場にあるかおるさんに譲ったものの、今回はロボットという自身そのものが論点なだけに、怒る。

「終わったな」
「いや、始まったのさ。ガンギブソン、お前もな」

 ガンギブソンの復讐は、キャロルが止めてくれたという言葉とともに、ジョージを殺さずに終了。
 復讐を直接やってしまうと、ジャンパーソンの隣にはいられなくなるわけで、復讐のために過剰な行動に走っていたのをジャンパーソンに諫められてきた流れがあるだけに、なるほどなというところ。
 復讐のために生きてきた自分が作ったロボットが、復讐を乗り越えたときの感情はいか
ばかりだったか。

「ボニー……ベン……ボニー……」












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