しっぽきり

帯刀が注文した戦闘ロボット・エンジェルは町工場に拾われた。しかし、帯刀に脅された­エンジェルは町工場を壊す。そこへ現れたジャンパーソンだったが、エンジェルの体に隠­された武器によって敗れてしまう......。

「私の名はエンジェル。と言っても天使ではありません。空も飛べない、この町工場で働くただの作業ロボットです」

 というのでは話にならないので、

「殺戮と破壊のためだけにこの世に生まれてきたんだ!」

 という真実を帯刀から知らされ、黒い天使という自分の運命に縛られてしまうロボット、エンジェルと、それを止めるジャンパーソンというお話。

「お前にはね、デストロイヤーとしての役割しか与えられてないの! 黒い天使。そ、黒い天使だ!」

 と追い込み、キャンディでペチペチ叩く帯刀という悪魔。

 町工場の人たちのエンジェルへの思いと、それを知っているからこそ、彼らを人質にとる帯刀と運命に縛られるエンジェルという部分でも見応え十分ですが、ジャンパーソンの秘密の一端も判明。
 
 エンジェルとの戦闘中、「悪を倒せ。悪を倒せ、完全破壊しろ」という内側からの声と自問自答するジャンパーソン。生まれた瞬間からジャンパーソンは今のジャンパーソンではなく、(おそらくは正義のためのものとはいえ)過剰な破壊衝動によって動いていた時期もあったようで。自分のアイデンティティを自分で決めるために、今も戦っているんだというのは、熱い。
 ただ、ジャンパーソン、特に序盤は容赦がなかったり、事情がなければロボットはバッサリ行く(今回の町工場への問い詰めも怖かったたし)人なので、抑えた結果がアレかと頭をよぎらなくもなかったり。あるいは、若干ムラがあるのか?

 あと、自首したらロボット刑務所に行くんだろうけど、エンジェルは生まれてくる赤ん坊が赤ん坊のうちに戻ってこれるのかなあと心配に。おそらく被害は過去最大級だろうし。というかあそこって出所できるのかな?

 なんにせよ、恩を被せるような形でエンジェルに戻ってこいという工場長はいい人。












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