しっぽきり

「死ねよ化け物。君なんか僕じゃない。僕であってたまるもんか」



 このショタボイスは収穫だったかもしれません。

 早乙女大尉の計画は、エスパーであるユウギリさんに親エスパー派である新市長を殺させることで、暴動を起こさせ、それを口実にエスパー管理を強化させ、そしてそれによって破滅の未来を回避するというものだったようで。

 それを止めようと動く、ヒノミヤさん、皆本さん、賢木先生。
 そして、兵部少佐。
 市長をアンチエスパー能力で守ったヒノミヤさんになるほど。
 一方、ユウギリさんと対峙する兵部少佐。
 ユウギリさんのヒュプノによる、主に超能部隊の仲間たちの過去キャラ登場、そして自分自身。ここら辺、過去編をやってるのが効果的ですね。

 そして最後の「解き放てアンリミテッド」
 最初に聞いたときは、「原作にないぞ!? 決めっ決めのフレーズだな!?」という衝撃を受けたのですが、今となっては無いと少し物足りない、今作品を代表するフレーズになりました。
 解放した兵部少佐の力で失せていくヒュプノ。その中で語られる、ユウギリさんの出自と、兵部少佐との出会い。膝を抱えたユウギリさんの背景が次々と変わるあたり、居場所なかったんだろうなあ、出会うまで……。

 ユウギリさんを助け出したものの、暴走する兵部少佐。そしてそれを止めるアンディーさん、そしてヒノミヤさん。ここでもアンチエスパー能力が。十分に活かしきったなあ、この能力。
「時よ、止まれ」を、ヒノミヤさんが言う辺り最終回だなあとしみじみ。守られる対象だったユウギリさんが、少佐を守ると言い切ったのもあわせて。

 場面は切り替わり陽の差す公園。
 そこで、早乙女大尉と兵部少佐が対峙。
 逃げ場はなくなったと告げる兵部少佐に、自分を殺せと返す早乙女大尉。そうすれば、永遠に兵部少佐の心の中で生き続けることになると語る早乙女大尉。
 が、それには兵部少佐はそれにつき合わない。心を壊し、因縁を断ち切る。
 早乙女大尉をここで処理するのかとちょっと驚きました。とはいえ、原作に差し込むのもなかなか難儀でしょうし(アニメで再登場した時点ですごいことするなと思ったぐらいでしたし)、アニメの最後を飾るのに、過去への決着はふさわしかったのかなと。
 しかし、執着し続けたということは、ある意味、最後の最後まで過去の亡霊だったんだなあ、早乙女大尉も。不二子さんも、もうちょっと絡んでほしかった、というのは欲張りかな。

 ヒノミヤさんが去り、ユウギリさんは残る。
 正直なところ、シリアスな作風もあって、死ぬのかなぐらいに構えてたのですが、まさかの両者生存。
 新しいカタストロフィ号を探さなくちゃという紅葉さん。玉座もねー。たしか由来はわからないけど、それっぽいから飾っておいた玉座だから、似た物をおいとけば矛盾は無いのか?
 まあ、直接的に繋がっていると言うよりは、これっぽいことがあったような気もするから、そういうつもりで! ぐらいのスタンスでいたほうが幸せなのかな?
 あ、あとグリシャムさんがみられるとは思ってなかったです。

 そんなわけで、さわやかに終わった最終回でした。
 1期から、かなり時間が経っての2期、それも兵部少佐のスピンオフということで、どうなるのかなと正直不安でしたが、シリアスな演出で、1クールという短期間だからこそ、絶チルや兵部京介というキャラクターをより鮮明に感じられるアニメでした。楽しかった。
 スタッフ・キャストのみなさま、おつかれさまでした。












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