しっぽきり

「それはそれは羨ましい限りですわシネバイイノニ――ペッ」

 



○愛衣さん

「やあっ! もうサイコォー! 愛衣ちゃん大勝利ぃぃぃぃぃ!」
「プイッ バーカバーカ」
「な・ん・で・も・な・い・し」
「どれでも好きなのぉ……どれでも好きなのおおおお!」
「お外走ってくる……お外走ってくるううううううううううううううううううううううう ひゃああああああああああああああああぁぁぁ」
「スン、スン、スン、スン」
「その通りよ、学年3位で風紀委員でバカ正直なこの私がそんな間抜けで頭カラッポでチョウシノリノリ見栄っ張りのアホ女みたいなウソをつくわけないでしょ!」

 中学の時の家庭教師というせっ 縁の、つきあって半年~2年になる通算3人目の恋人の、お母さんはアメリカ人で東京の一流大学に通い、財閥の御曹司な村田ミッシェル大五郎と、夏休みにデートの約束をいっぱいしていて、デートによく着ていくのは彼氏が好む可愛らしくて清潔感のある白のワンピ、やりすぎってぐらい女の子したコーデで決めてるけど、リボンとかは子供っぽいと笑われちゃう、告白は全部向こうからされている夏川真涼なんかよりもモテまくりな、冬海愛衣さん本格参戦。
 かっけええ、ラブマスター超かっけええ。
 この子もニュアンスが異なる厨2だったか……。ただ、これが全部本当だったとしても、真涼さんには勝てないような気もする。
 サクサクと自演乙を潰し、過去の約束(幼稚園)を開陳。
 風紀委員でピンク髪ということはヒナギク的なアレかと思いきや、教科書のようなツンデレを簡単に飛び越えた、魔道書的なツンデレを見せてもらいました。
 とんだ核弾頭もあったもんだ……。
 小学生時代幼なじみだったからという理由で、愛衣さんのフォローをしまくるカオルさんは聖人か何かだろうか。


○姫香さん

「わたし初めてだった」

 保健室のベッドで裸という登場のあとは、全裸で迫り、セルフ簀巻きで恍惚とし、さらには、愛衣さんをラブマスターと崇める。

○千和さん

「カツ丼! ビフテキ! ハンバーグ!」

 鋭太さんとは焼き肉、家族で出かけるのはステーキハウスとひたすら肉を食いまくる。
 「モテまくりを目指してる私達が羨ましいんでしょ」と謎理論で勝ち誇ったり、愛衣さんにウザ絡みをして追い込んだり。
 ポルターガイストにしてワイバーンの操る低級霊A。

○真涼さん

「お前のノートは預かった。返してほしくば駅前のカフェに一人で来い。さもなくばノートノートノートォ♪ クロクロクロレキシィーバラすバラすバラしちゃう~」

 メール文章という形での、劇場が止まらない。
 ポルターガイストにしてワイバーンの操る低級霊B。
 一人、保健室でカーテンに隠れた鋭太さんの存在を看破。鋭太さんの携帯電話における着信音はダースなベイダーっぽいあれ。
 2人きりの時は、恋人扱いせずに呼び捨てにするという形でむしろ距離を縮めにきてる?

○A太さん

「忘れてたぜ。部活はなくなっても、彼女はいなくならない!」

 カーテンにまかれて震える。真涼さんに呼び出される。夏期講習に通い、勉強キャラであることをアピールしつつ、愛衣さんの好意には気づかないという主人公ロールを全う。













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