しっぽきり

飲んだくれの父・丈二を抱え、チャンピオンを目指すボクサー・矢川元。世界チャンピオンを賭けたタイトルマッチに臨む元を八百長試合を企むZ団が付け狙う。丈二の腹に巻か­れた時限爆弾付きの地獄ベルトのために元は屈するのか?
○早川

「プロボクサーじゃない男さ。お前さんたちをいくらぶん殴っても俺のげんこつなら凶器にならないぜ」

 いやいや……。
 マシンガンで撃たれて川落ちからのズバットという例のパターンを見せつつも、落ちた場所にテンガロンハットが浮いているという非常にしらじらしい演出がなされているのが細かい。
 元プロボクサーの父と、それを知らない世界チャンピオン目前のボクサーの息子・矢川元のすれ違いと和解というシナリオだったのですが、前回が早川の母親登場という話だっただけに、余計に染みるお話に。最後の親子を見守る早川の微笑みがなんとも言えない。父ちゃんが、あそこまで堕落した過程への言及も欲しかったところだけれど、尺を考えるとしょうがないか。あと、元が少年ボクサーといわれると微妙に困る。今の人と昔の人の違いとかを差っ引いても、ズバット世界の少年の範囲って広いような気がします。
 ズバットになってからは、「ズバットの鞭にできぬことはない!」という台詞が。うん、なんとなくそうかなあって思ってた。台詞回しといい、その後のチートぶりといい、黄金バットさんを思い出す一幕でした。

○ボスと用心棒

「神聖であるべきスポーツを賭けで汚し、あまつさえ卑劣な爆弾で罪もない人を殺そうとしたミスターZ! 許さん!」

 Z団のボス、2月2日はロンドンにいたミスターZが今回のボス。ストレートだな、ネーミング。
 3RにKO負けさせるために、父親を襲って手を出させ警察沙汰にさせようとしたり、父親に地獄ベルト(時限爆弾)を巻かせたりするも、失敗。しかし、残り30秒の時点まで地獄ベルトの側にいて大丈夫だったのか。しがみつかれたりしたら、事だったろうに。
 今回の用心棒は、表向きは世界ライト級チャンピオン、裏の顔は世界をかける用心棒、カネアス・ドレイ。  早川との唯一の対決では、グローブをつけた拳で拳銃を叩き落とすも、早川にグローブをつけた拳で銃弾を握るシーンを見せられ敗北。その時の驚きぶりで、日本じゃあ3番目以下かもと評価され、実際、タイトルマッチで矢川元に敗北。ズバット戦がなく、更にズバット以外との人間に倒されるという用心棒の中でも珍しい終わり方に。満天下で倒されるって、ボクサーとしてはもちろん、用心棒としてのダメージも大きそう。

「この者 極悪殺人未遂犯人!」

「息子は、息子は、チャンピオンになったぜええええええ!」












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