しっぽきり

「好きだからおごるわあ。ついでに一緒にまわんね?」

 ないわあ……。
 冷たくしたり寂しがったり悩んだり喜んだり告白したりと完全無欠の夏目さん回。ゴルベッたね! 実にゴルベッた!

「私は私の小さな世界を守るのに精一杯だ」

「は、春君じゃなきゃだめですか? ご、ごめんなさい。ただ、春君じゃなきゃ、もっとずっと楽しいのにって。お、大島さんが悲しい思いをすることもないのにって……」

「誰も傷つかない、ずっと楽しい永遠の王国です」
「ないよ、そんなのは。わかってんでしょ」
「じゃあ、私もみっちゃんさんと、丸くなれますか?」

 でも二人が付き合い始めたら、今の関係が崩れてしまうかもと悩む夏目さんが実に切ない。

 大島さんへの駆け寄り方が、地味に「安パイだから大歓迎」みたいな風に見えたり見えなかったり。友達がいて、(自分と同じ匂いなのに友達がいて)がっかりするのも、なんとなく分かる、というか、大島さんも学校内ではスタートダッシュ失敗組でしたね、そういえば。

 ゴリラは目と目で通じ合うのか……。












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