しっぽきり

「悪魔のくせに生意気な」
 ちょっと扇動されやすく主張を裏返すことにためらいがないことに定評のある村人達が住む、ガロ山が舞台の黄金バット四〇話。
 
 今回は、水を作る放射線ドグマロンで黒雲を吐き続けるバスラーを使い、世界を暗闇に陥れようとするという作戦。何度となく書いてきたかけど、この時代なのか、あるいはこの作品に限ってなのか、放射線絡みの認識はとんでもないなあ。後半の体には放射線がついてる云々含めて。

 手をバタバタさせて「フハハハ、おもしろい」と喜んだかと思えば、お代を求める売人を抹殺。直後には、「お前も失敗したら、今のようになるんだぞ」とその気もないセリでマゾ様をからかい、「この馬鹿者、勉強が足りんぞ勉強が」と言うナゾー様はかわいい。かわいいじゃすまないはずなんだけど、かわいいからしょうがない。かわいい。あと、マゾ様も怯えっぷりがかわいい。
 
 無事登場と相成った、ミスター・ダレオは、体は震えてるのに顔だけは震えないという器用な震え方を見せてくれました。あと、多分、「こいつら三人を片付けろ」と言われたシーンでカウントに入ってない。

 いつものごとく、他にまるで動く素振りがないから動かなければならないヤマトネ博士は、「詐欺師・悪魔・恐ろしい呪いがかかっている」と罵られたかと思えば、世界的権威と評されたり(至極、正当な評価)と上げ下げの激しい回でした。
 半ば暴徒と化した村人達にも、説得を試みようとする胆力はさすがの一言。
 ただ、なぜ杖をそんなところに置く。あと、マリーちゃんもなぜ杖を渡す。

 そのヤマトネ博士に「あの方こそ人類を救ってくれる本当の正義の味方なのです」と讃えられるバットさんは、今回は地面を割って登場。どう見ても、河童な怪物バスラーを一方的にリンチ。再生能力に手こずった、と思いいやシルバーバトンで全身を粉砕。直後、黒雲に身を変えて、「気体に身を変えるなんてどうすれば倒せるんだこれは」となる展開ですが、「でもシルバーバトンが、シルバーバトンが、いきなり雲の中に飛んで行ったと思ったらぁ……」雲を分解……というか、爆発。約一分十秒に渡る連続爆発を起こして退治。その最中に、占い師という名の扇動者、いきなりバスラーがやられた認定をして視聴者を驚かせたポーさんを雷一発で木っ端微塵。拝まれるのも納得な活躍ぶりでした。多分、あの村の村人なら、銅像立てるぐらいまでいくな。












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