しっぽきり

 「魔法少女の文脈に絡めて」とか、「虚淵先生の作風的に考えて」とか、「ゼロ年代がどう」とか、ちゃんとした総括とか感想とかは他の人がやるんでしょ? という諦観の元。

○解決方法について

 ものすげーまどかさんがものすげー力でものすげー解決をする、というパターン。ただ、十話での巻き戻す度にまどかさんが強くなってたこと。QB曰く、信じられないほどのポテンシャルを持っていたことという前提があっての、巻き戻す度に因果を増加させていったという説明だったので、納得、かな
? ただ、それをやらないと本当にどうすんだって話にはなるわけですが。
 因果設定がほむらさんに追い込みをかけていたこと、追い込まれたほむらさんを見たからこそのまどかさんの決断と考えれば。決断に関して言えば、マミさんの理想や、杏子さんの行動、さやかさんの現実も含めた決断だったと思うので、まあ、やっぱりまどかさん主人公だね。

○QBさんの歴史の授業

 大物がいっぱーい。ただ、「えっと、少女?」な年齢の方も一杯。その時代では、魔法少女と呼ばれてなかったのかもしれないけど。
 魔法少女と自分達がいなかったら、人類は今でも洞穴で裸で暮らしてた発言はありましたが、「え、そこまでなの?」と疑問には思いました。人類初の魔法少女の願いが「夜を明るくしたい」で、QBが火の付け方を教えたとか想像すると、ちょっと唸らざるを得ませんが。ただ、卑弥呼だとか歴史上の偉人が、杏子さんの願い、「人に話を聞かせる」、あるいはもっと直接的に無条件に人を従わせる、という願いを望んだとするならば、歴史上の影響力は大きそう。
 というか、かなりの長期間、魔法少女エネルギーより効率のいいエネルギー発見できなかったのか。

○大人達

 先生とママ、友達だったのか……。全編通じて、無力と言えば無力でした。別段、ママやパパに非があったわけではなく、事情が事情だけに、無力にならざるを得ないのですが。別れのシーンは、あそこで行かせるのは無理かなあと思いつつ、ぶっちゃけ書かずに放置してもよかった親子の対話の場面自体を用意したことは制作側の誠意なのかなとも思いました。創作物で主人公が事態の埒外にいる親を説得するのは困難ですから。
 
 作中、一番悲惨な運命にあったさやかさんがまどかさんを肯定したことによって、まどかさんの願いも魔法少女達に肯定されたってことでいいのかな。一斉救済の時点で大丈夫とは思うけど。

 ほとんど一一話の感想だなあ。最終話に関しては、親子の件はともかくとして、マミさんと杏子さんが一緒にいるシーンとか、何も変わってないないQBがかわいく見えたとか、感情面としてはほぼ完璧でした。

 この作品、いろいろな作品が引き合いに出されました。
 陰鬱なテンションやヒット作という事実を持って「エヴァンゲリオン」(まあ、ヒット作が出る度、今後も引き合いに出されるんだと思います)、最終的にはどうやっても絶望なところから「ぼくらの」とか、同じく魔法少女をタイトルに冠した「リリカルなのは」とか、あるいは世界を改変するという手法から「ラーゼフォン」とか。僕が最終的に思い浮かんだのは、最終盤にカリンが「ほんのこれっぽちなのね」と言い出す、「銀河英雄伝説」だったりします。
 いろいろありましたが、本当に楽しい四ヶ月でした。スタッフの皆様、お疲れさまでした。

 そういえば、これで最強キャラ候補にまどか神が名乗りを挙げるわけか。












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