しっぽきり

 最後には反則負けで三連敗のジョー。一方で葉子は暗躍を開始する。
 致命的な連敗に、引退を奨められるジョー。しかし、ジョーはそれを拒否。
 林家の店員にならないかと誘われて、

「ああ そこにも人生はあるだろう ほのぼのとした幸福ってやつがよ
 しかしとにかく この矢吹丈にはご縁がねえってこった!」

 と拒否。否定はしないんだけど、自分はそういう人間じゃないっていうのがジョーの感覚なんだろうなあ。
 この後、ジョーはドサ回りのボクシングに出ることに。

 カーロスは葉子の差し金でジョーに勝利した南郷と対戦する。三味線を弾くカーロス。同じ頃、ドサ回りのボクシングも開かれていた。神社の境内で行われるボクシング、大げさな演技で倒れるボクサーと、それを見ても湧く観客。そして、ジョーは八百長をしろと持ちかけられる。
 当然、ジョーの性格上、拒否するわけですが、そこらへん契約のとき因果を含めておかなかったのか、あるいは、とりあえず確保さえしてしまえば従うだろうと思ってたのか、暗に言ってたのにジョーが気づかなかったのか。
 結局、タイトルマッチ経験者・稲葉との試合は、雨天で中止となる。
 旅館に戻りテレビをつけるとカーロスと南郷戦。他のボクサーは消そうとするが、ジョーは止める。
 流れているうちに、他のボクサー達も嫉妬や期待を含みながら真剣に見出すのがいいですね。この人達も、ボクサーだったんだなあ。
 試合は、終始優勢に見えた南郷を、最終ラウンドに一瞬の隙をついた逆転KO……に見えたものの、ジョーはテレビ越しに気づいていた。リベラの苦戦は演技で、左右のフックの隙に、肘をたたき込んでいたことを。リベラの底知れぬ強さに、いてもたってもいられず、走り出すジョー。
 カーロスのことで頭がいっぱいのジョー。彼を送り出す稲葉。
 中央ボクシング界に舞い戻り、カーロスのスパーリングパートナーをつとめることになるジョー。
 スパーリング中に、クロスカウンターをテンプルにたたき込み、カーロスを本気にさせる。

 再び燃え始めるジョーと拳闘の魔力の恐ろしさを改めて感じるおっちゃん。結局、背中を押すことになるのですが。

 葉子の口添えもあって、カーロスとのエキジビション四Rの試合が決まる。
 

 この巻で西が引退。林家の店員になるのですが、面倒見の良さもあってか、以前が嘘みたいに頼れるお兄ちゃん。












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