しっぽきり

“ああ……やっぱりそうだったか……”

 どこか他人と違うエウメネス少年。おおむね恵まれた環境と彼女ペリアラとの日々は平穏なもの。ところが、そんなある日、彼の人生を激変させ、悩ませていた夢の真相へとつながる事件が。
 
 エウメネスはカルディア市民の両親の子供ではなく、誇り高く残忍な遊牧民族スキタイの子供であることがヒエロニュモス家を乗っ取るらしいヘカタイオスの口からサラっと明かされるわけですが、エウメネスが見ていた夢に直結していたのはもちろん、そこに至るまでの少年編全体に撒かれていた伏線がとても鮮やかでした。
 自由市民から転落し、ただの蛮族扱いになっても心折れないエウメネスがとてもしなやか。













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