しっぽきり

だってやりたかったんだもん



うん、なんというか椎名先生のこの言葉に尽きるシリーズでした。



(この記事は週刊少年サンデー十七号のネタバレを含みます)
 今週も今週とて、おねーさまいじめにご執心な薫さま。マサラとリンクしているハニ丸くんたちも、恍惚のご様子。
 それを見逃さないのが、我らが女帝・三宮紫穂。
 「はうーん」と野太い声で悶えるハニ丸(国法級)を破壊すれば、マサラさんの念波も消える。

 当然、嫌がるマサラさん。が、攻める本能を全開させた女王・薫さまに「ギブアップせい」と突っ込まれたじたじ。マサラさん、受けもいけるようで(;´Д`)

 その間隙を縫って、色々な場所を発光できる男、バトゥラ17世皇太子がゾウに乗って乱入。
 
>「クーデター完成――ッ!! 人の恋路をジャマするババアは成仏するのデース!!」

 皇太子の勝利の雄たけびと共に、巨大ハニ丸をずり動かすゾウ。とっても力持ち。
 でも、破壊したりすると、そこに宿ってる先代巫女さんたちの魂とかまで成仏しちゃうんじゃ…国益とかにも影響が……ダメだ、この国_| ̄|○
 皆本の制止を振り切った葵の放つ矢は、皇太子の額の飾りに命中、みねうちだそうです。チッ。

>「若い連中はね、伝統やしきたりなんか、その気になればいつでも破壊できるのよ。その力、未来を創ることに向けさせてあげなさいよ。ね?」

 結局、老婆が老婆を説得して、めでたく皇太子とセラさんの交際は認められることに。ブスッとしているマサラさんがかわいいです。
 抱き合い、濃厚なキスを交わす、発光ダイオード皇太子と政治力に長けた巫女さま。
 
 そんなキスシーンに見惚れる二人を、差し置いて皆本に飛びつく薫。
 薫の頬の傷を拭う皆本の表情が恐いです。まるで食べごろをはかってるかのようで…(((( ;゚Д゚))))

 ストロベリる二人を裂くかのように、葵&紫穂も乱入。間髪いれず口喧嘩をはじめる三人に、やっぱりガキだなと呆れる皆本。その皆本をたしなめるように殿下がポツリ。

>「私がセラに恋したのは、あのコたちと同じ年でシタよ!」

 なんでも、皇太子がセラさんに恋をしたのも十歳のときだとかで。十七歳セラさん(;´Д`)=3
 そんな話を聞けば、当然大喜びするのが、兵部少佐をして「エロい不二子さん」と称される管理官。

>「だからデキちゃえ!! 今すぐ!」
 「できるかっ! そういうころはまだ先のハナシです!」
 
 この言葉に言質をとったとばかりに大喜び。蕾見不二子、八十歳。元気です。

 恋のキューピット精神旺盛な管理官をはじめとする八十歳世代共通の悩みが、薫の、そしてエスパーの行く末。
 インパラヘンの予知能力者も、そして兵部少佐も見る破滅の未来。
 特に兵部少佐に至っては、桃太郎に「ショッチュウ見テルナ?」と言われるほど、気にかけている様子。
 注目点なのは少佐が、予知に用いている球形の機械。このシーンからわかること・推察できることをまとめてみると、

・この機械は戦前から存在していたもの。
・イルカのじいちゃんが「伊九号」だったことを考えれば、「伊号」は軍の計画の下で、作られていた予知能力兵器の型番号であろうこと。
・誤差程度にせよ、未来は変わりつづけている。
・兵部が、「カンだけはいい」「いくらなんでも女王たちにはまだ早い」等、不二子さんのやり方を根本的には否定していないこと。
・不二子さんはエロい。いろんな意味で。

 兵部が管理官のやり方を全否定してないところを見ると、二人ははまるっきり逆の立場ではないんですよね。二人とも目指すところは超能力者の救済ですし。それが、どうして対立してるのかというのがちょっとわからない。いえ、理由は結局のところはノーマルへの評価なんでしょうが、そういう考えを持つに至った経緯なり事件なりが…。
 過去編読みたいなぁ…。



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