しっぽきり

 今更ながら。
○高原歩美編

 まだ落とし神が初々しくて、エルシィが一応悪魔の怖さを持っていた頃。というよりは、駆け魂設定の産物として怖さを持っていた頃。
 第一回ということもあって、設定の説明回でもあったわけですが、後々と考えるまでもなく、第一回の時点で、心のスキマを埋めるのは、スキマを生んでいる問題そのものの解決ではなく、あくまでも落とし神の方法としては、恋愛感情によってそれを埋める心のケアと言えます。
 では、高原歩美の心のスキマは何だったのか?

 でも私、あんたとちがって忙しいからさーっ…
 本番まで時間もありませんから。
 ほんっとに時間がないですから!! 本・番・まで!!

 上記の発言から見るに、調子が出ないことに時間の無さが輪をかけたプレッシャーだったのではないか。
 舞島学園陸上部は、先輩が三年が走るまでは二年は待機と語っていて、なおかつ歩美自信も、落とし神への告白シーンにおいて「先輩たちも大会に出れる」「先輩たちの言うとおりだよ」と先輩を意識していて、縦関係がはっきりとした部活と見受けられます。そんな部内において、先輩よりも早いタイムを出して、選手に選ばれた事実がスキマを生んでいたのではないでしょうか。

○あくまでも妹です編

 悪魔とかかっていると得意げに指摘すると痛々しいようなタイトルのお話。なんとなくるーみっく。
 エルシィが妹として、桂木家に潜り込む回にして、天理が隣に引っ越してくる遠因にもなった回でもあります、家爆発的な意味において。
 

○青山美生編

 金髪ツインテールで大金持ちなちびっ子編。どっかでもいたけど、こっちは元がつくパターン。
 心のスキマは単純に言ってしまうとファザコン。

「お前が……お前が来てから……
 パ……パパがどんどん小さくなっちゃうよう……」

 そして、たぶん落とし神への恋愛感情が無理に父親を忘れまいとする思いを上書きしていくという、問題の解決に直結したケース。

○神以上、人間未満

 素敵な世界の無敵なボクさ。
 ある意味、この漫画へのリトマス試験紙みたいなタイトルもばっちりとはまっている回。












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