しっぽきり

 ハヤテ目線で見ると、ナギorアテネの二者択一なのですが、もうちょっと視点を上にして作品レベルで考えると、前者には、ハヤテが今いる場所、三千院家執事として築いてきた交友関係も含まれるわけです。(ハヤテ目線からでも気づくかもしれませんが)
 前者を切った場合に、ナギは没落し、ハヤテも執事ではいられなくなる。
 遺産を譲らないことが、どの程度のレベルになるかはわかりませんが、白皇にも通っていられなくなるかもしれない。あるいは、個人資産があるとして、そこまではいかず、通えたにしても同級生として突き合わせることになる。
 そんな学校に、ハヤテが通っていられるか?
 そう考えると、白皇での日々は事実上消えてしまうわけです。
 となれば、ハヤテと学園生活の接点は消えてしまう。アテネの執事としての日々を選んだのですから、ハヤテはそれを受け入れるべきなのでしょうが、作品的に考えると、白皇の同級生達のほとんどとの円滑な関係は消滅してしまう。同級生からしてみれば、理事長であるという点を除けば、ほぼ接点のないアテネを選んで、多少なりとも仲良くなってきたナギを捨てるわけですから、好感の抱きようはないでしょう。
 仮にアテネとの二者択一だったという事情を知らないまでも、ほとんどベッタリだった主従が切れたという点で、今までの関係は続けようがない。
 ミダスのことを説明したとして、「それなら仕方ないよね」で収まる可能性は低いでしょうし(そもそも信じてもらえるか)
 三千院家はもちろん、(帝は別かも)歩ですら微妙。ワタル達とは概ね白皇の同級生達と同様、事情を知る伊澄・咲夜がかろうじて変わらないぐらい。アテネの執事になれば、自然と疎遠になるでしょう。
 ハヤテとしては、自分で選択したことですからそれを受け入れるしかないでしょう。
 では、ハヤテのごとく! という作品で考えてみるとどうなるか?
 質問を変えてみましょう。

 畑先生がコメディ抜きのシリアスに完全に傾くのか?
 アテネ周りのメンバーのみでコメディを継続しうるか?

 少なくとも、個人的には両方ありえないことだと思います。というかアテネを選んだ後の展開があまり想像できない。アテネの右腕として、帝の野望に立ち向かうバトル展開?
 である以上は、ナギを選ぶのではないか。少なくとも、ナギを捨てることはないのではないかと思います。
 
 もちろん、ナギを選んだとしても、アテネの変化が、その後作品がコメディをやっても不自然ではない程度に収まるのか、という問題もあるのですが。






 あ、アテネを選んで、右からも左からも非難轟々で落ち込んだところを、アテネに慰められる展開は、意外と楽しいかも。












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