しっぽきり

一本目 安易に進めないバレットさんは、きっちりケジメをつけているオタというお話
二本目 すごく切実な事情に撤退の朧さんというお話
扉絵 メロンブックス涙目というお話。



○転校生

 お家の都合でまとめてごっそりとか、超能力持ちなのを棒読みとか、席が隣とか、転校組はある意味天丼。まあ、チルドレンよりは嘘は少ない、というか嘘は一応ついてないのカナ?
 そして、ブログで公開されていた筑紫澪、元々フルネームが明らかだったパティ・クルーは別として、玉置カズラ、火野カガリは名字が初出でした。紹介シーンの生徒の反応の部分が、誉め言葉が尽きたのか、「なかなか~」とまりのカズラさんがちょっと不憫でした。そういう意図でもないでしょうが。

 帽子をかぶってないカガリさんのイケメン度が上昇中。
 年上のお姉さん方にいじくられなくて、ヘタレ度が下がってるから?

 問答無用に薫さんはバカでしたし、ポロッと言いそうになる澪さんもバカ。というか、成績自体を考えれば薫さんもそれなりの成績(勉強を継続してれば)ですし、勉強の出来不出来はあんまり関係ないということで。

 パンドラ四人の入学は、兵部少佐の差し金ではなく、あくまで四人の希望だったようです。回想の様子を見る限り、澪さんが強く希望して、ほかのメンバーがそれにのっかったというところでしょうか。澪さんは、まがりなりにも小学生を体験。それなりに楽しい記憶で、薫さんが気になってしょうがない。となれば、兵部少佐から日本に住むと言われれば、通いたいと言い出すのも無理はなさそうです。
 ただ、子供たちの希望を受け入れるという裏のない形で入学を許可したということは、兵部少佐もドーターがチルドレンと同じクラスにいるということは想像していない、となるのでしょうか。知ってて放り込むような性格でもないですし。
 その逆ははっきりと認識していますし、ドーターが兵部少佐が差し向けた刺客と誤認する可能性もあります。最後の苛立ちを見れば、何か波乱が起こるのは確実でしょう。
 ただ、最悪エスパー七人を相手にするケースもありえますので、軽率には動けないでしょうが。

 パンドラの男女比率がどんなものかは別として、同年代の少年がごっそり集まる学校はパティさんの楽園になるのか、あるいはやっぱり二次元のほうがいいと判断してしまうのか。あと、ちさとさんや、カズラさんが嫉妬したりもしそうな予感。
 
 

○不二子さんと兵部少佐

 おこられてシュンとする不二子さんかわいい。四捨五入すると九〇になるとは思えないぐらいかわいい。

 そして、兵部少佐はあれかな? あの人も、死ぬときはいい人でした的な? 宇津美さんを見て、幽霊である彼と自分はたいして変わらないという発言をしていたところを見ると。まあ、それはそれとして多少の揺らぎはあって、今回の四人の希望は、その揺らぎの幅に収まる範囲だったということでしょうか。
 
 パンドラメンバーはロビエト連邦の国籍と、メンバーの誰かが外交官特権を手に入れました。
 ロビエト連邦、とくればモデルはあの国なのでしょうが、これは、絶チル世界においては、体制が変わらなかったということでしょうが。それとも今と過去のをくっつけただけ? まあ、そういう国際事情が、そこまで厳密に絡んではこないんでしょうが。
 
 兵部少佐の口からは、終戦直前の混乱についてまた新しい事実が明らかにされました。兵部少佐だけではなく、宇津美さんも殺されていたこと、そして不二子さんも殺されかけ、超能部隊の存在そのものが抹消されていたこと。
 何人もの仲間が“処分”されたという事実をふまえれば、超能部隊隊長の暴走という線は考え難く、軍の意志としてそれが行われていたと考えるのが自然でしょう。ただ、“処分”を行った人間がそのままバベルの創設メンバーになったりもしているわけですが。まあ、そういった研究・管理が許される、あるいはすることが自然な時代になって、組織を立ち上げるとなるならば、経験のあるメンバーが選ばれるのも当然といえば当然なのかもしれませんが。

 トップ会談の内容は、今現在の状況を考えると、対ブラックファントムのための休戦、あるいは協力体制を築こう、ぐらいしか思い浮かびません。それで不二子さんがあんなに驚くのかとちょっと不思議ですが、兵部少佐と不二子さんの関係は、明らかに不二子さん側からの不信感が強いだけに、その分、兵部少佐側からある程度妥協する提案があれば驚くのかもしれません。












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