しっぽきり

 九ヶ月ぶり……(´・ω・`) ?
 エミさん、ピート初登場でございます。
○上を向いて歩こう その1

「薄給にもかかわらずおのれの欲求のために死線をかいくぐるタフさ!
 並みはずれて高レベルの煩悩パワー!
 妖怪変化に好かれやすい非人間的な魅力!」

 そんな高スペックロクデナシ横島君を、呪い専門GS小笠原エミさんがスカウトに初登場なワケ。
 逆オークションで時給二五五円から二四〇、二三〇、二二〇、二一〇、二〇五円から一気に一〇円まで下げる美神さん、マジ鬼畜。
 そんなわけで、エミさんに引き取られていく横島の新たな仕事は、年俸二千万の週休二日という好条件だけど、業務内容は肉の盾。横島の明日はどっち?
 あと、何気に横島夫妻が写真で初登場。オカンがやや老け気味だったり、オトンの顎がしゃくれていたり。

○その2

「なーによ、おキヌちゃん。その陰気な顔は?」
「……別に。私幽霊ですから」

 生き返ってからの方が、明るさは割り引かれるんだけどね。
 そんなわけで、あてつけに陰気になったり代わりのバイト希望者をたたってやると脅したり、怒るおキヌちゃんがとても可愛いお話。
 そして、話は美神さんとエミさんの直接対決に。

○その3

「……と、いうことは煩悩が強ければ寿命は減らずにすむ……?」

 そんな人間の前に、食い込みがあったら、ガン見するよねというお話。
 まあ、なんだかんだあって、煩悩のズイまで美神さんに支配された横島がエミさんの支配下にいつまでもあるわけはなく、事件終了。
 美神さんは再雇用の気は、「なんで?」と言うぐらいの感じでしたが、「バカバカバカバカバカバカバカ」とおキヌちゃんに怒られたので、五円値上げで戻ってらっしゃいと言ってくれるのでした。一九九二年、まだツンデレという言葉のない時代のパフォーマンスである。
 この二五五円が、横島の時給が明示された最後の額。上がってはいるけど、それがいくらかわからないというのが、後々SS的に幅をもたらしたりもたらさなかったり。

○おキヌちゃんのクリスマス

「待っててくれよっ織姫さまーっ!!
 俺が男とゆーおのを教えてあげるからねーっ!!」

 おキヌちゃんのクリスマスプレゼントを貰いに行くのが主目的かと思ってたけど、そんなことはなかったぜ!
 魔力を保つために男との接触を一切断ち、山奥に籠もる絶世の美女、織姫Aに厄珍から頼まれた品物を受け取りにいきがてら、その中からおキヌちゃんへのプレゼントを選んでいいと言われた横島が冬山の断崖絶壁を攻めるお話。
 簡単に言うと、絶世の美女だった、という落とし。
 なんだかんだいって、横島が服をちゃんと選んでたり、後年その服が再登場したり。


○霊列車で行こう!!

『こっちに来れないみたい』
「どうしたのかしら?」

 幽霊列車の除霊に挑む美神除霊事務所一行。一般車両を埋め尽くす霊のラッシュアワーを電車ごっこ結界で突破、しかし車両が変わったら追ってこない悪霊。
 答えはそこがグリーン車だから。
 そんな死んでも人間は格差から逃げられないんだという毒っ気がなんとも初期椎名先生。初期椎名先生は、女帝よりもタチが悪かったよ。気になる方は、椎名百貨店で、教育的指導を読んでみましょう!
 

○極楽愚連隊西へ

「この寒いのに雨の中一晩中墓地にいたい? ギャラも安いのに私はやーよ」
『いたりやって「空港」ってとこにそっくしですね』

 定番ネタ入りましたー。後者はともかく、前者は無意識に使ったりします。美神さんらしさを出すのに便利。後者はそういうシチュエーションを発生(海外に行く)させないのと使えないので、未使用。
 お話的には、初登場のピートさんと唐巣先生の依頼を受けた、この時点でのオールスターキャスト(カオス・マリア・エミさん・冥子さんで)ブラドー島へ、というお話。
 ところが、一同を運ぶ飛行機に大量のコウモリが襲ってきて。

○その2

「というわけで、この船は徴発します!」

 飛行機は墜落。しかし、ギャグマンガのキャラクターは墜落なんかでは死なずに、付近をクルージングしていた船を徴発し、ブラドー島へ。
 敵は、ブラドー。ドラキュラはいとこの奥さんの兄で、中世ヨーロッパの人口を二度も激減させた吸血鬼最強の男。
 到着したブラドー島には人っ子一人もおらず。動じない一同のタフっぷり。
 そして、ピート似の男にエミさんがガブリと。

○その3
 
「ギャラさえもらえりゃー
 誰の依頼だろーが
 何が相手だろーが
 ぶっつぶす!!」

 美神さんは誰に対しても分け隔てなく接する女性というお話。
 ブラドーにガブっとやられたエミさん、玉突きで横島さんもガブリ。
 二人を先頭にした吸血鬼軍団に、奇襲を受け逃亡の美神さん達を救ったのは、やられたと思われていた唐巣先生。
 そして、ピートの身元が判明。敵の総大将ブラドーの息子。ブラドー島の住民はみんな純正吸血鬼かハーフバンパイア。人間に本気になられたらかなわないことを自覚している住人と、一三世紀ノリで世界を征服しようとしている認識の違いとか、いろいろ重たい事情も美神さんにしてみればこの通り。

○その4

「他の吸血鬼が大ボスをかんでしまえば、秩序が崩壊し魔力が消滅する!!
 早い話がみんな元に戻れるのだっ!!」

 ザックリとしていて本当に話が早くて助かるなあというお話。
 そして、ブラドー伯爵の世界認識はアジア・ヨーロッパ・アフリカの三分割でもっとザックリ。

○縮みゆく美神

「大体1時間ごとに10%縮んでる計算になるわ」

 まえ……がみ……?
 寝起きで髪が乱れた美神さんに前髪が。
 邪悪な精霊の呪いで体が縮んでゆく美神さんが、骨の髄まで下僕根性を染み込ませてきた横島ロボを乗り回して大活躍というお話。そして横島さんが、最初から最後まで役に立つという快挙。

○燃えよ剣!!

『うふふふふふふふふふ』

 狂気すら感じさせる目で包丁を研ぐおキヌちゃん。黒キヌの萌芽というべきか。同じ話で、ヘシ折られて包丁に転用されたシメサバ丸とパッケージのケースが多いような。
 地味に愛用される強化セラミックアーマーも初登場。












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