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しっぽきり

 印象に残ったところは、モドリッチ選手ぐらいの年齢だとユーゴスラビア紛争の記憶とか生活への直接的な影響がある年代なんだな、遠い昔の話ではないんだなというのが一つ。モドリッチ選手ぐらいの選手でもフィジカルに対する不安はずっと付きまとっていたんだなというのがもう一つ。
 対象を抜きにして見ると、プレー面の分析とかに立ち入らず、成功したスポーツ選手の半生を第三者がまとめましたという本だとまあこんな感じかなあという本。前半部の壮絶さに比べると後半部が特にそういう感じ。
 原作を読み終わったので。主に12巻というかラブのコメ的な意味合いでのアレ。
大分間が空いてしまって…。
 現役時代、監督時代のエピソード、戦術論……は薄く、どちらかというと故郷とも言えるアヤックスとの愛憎が印象に残りました。晩年のアヤックスとの軋轢についての主張(悪くとれば自己正当化)の為に書かれたというよりは、最近のトピックだからそうなったのか。後はアメリカ時代に、真に合理的なスポーツ文化を学んできたぜ! とか。少なくともサブタイトル通りの本かと言われれば「?」という感じ。サッカー史上でも最大級の偉人・クライフ氏、最後の自伝だからそういうサブタイトルをつけたくなるのもわかるけど。
 和訳されているだけでも何冊かあったと思うので、現役、監督時代のエピソードに関してはそっち読んだほうが良さそう。
 
 記憶が抜けがちというかかなり抜けていますが、全巻読んだ上での感想ですので、後の巻のネタバレあります。

※年数は、分かりやすくするため本編1巻が発売された2003年を基準とした便宜的なもので、公式なものではありません。